【下半身太り、腰痛、体の歪み】それって「脚組み」が原因かも!? 即効性アリ「左右差を整えるヨガ」
普段座っているとき、無意識に脚を組んでいる人も多いのではないでしょうか? そんな何気ない日常の動作が身体の不調を引き起こしているかもしれません。今回は脚を組むことのデメリットや、左右のバランスを整えるのに効果的なヨガポーズをご紹介します。
なぜ無意識に脚を組んでしまうのか?
身体を安定して座らせるために脚を組みたくなる時が多くみられます。それは身体の歪みであったり、筋力不足を補おうとしていることなどが主な原因として考えられます。長時間座っている体勢に耐えるため、脚を組むだけではなくひじまでついてしまったり……。姿勢はさらに悪化し、さまざまな身体の不調に繋がります。
脚を組むことによる悪影響
身体が歪む
脚を組んでいるときは、骨盤が回転し、上になっている側の腰が上がっています。重心が片側に偏ることで腰椎が側屈します。腰椎が側屈するということは、頭が横へ傾くことになります。その頭を中心に保とうとすることでさらに歪んだ体勢で座る状態になります。こうして、脚を組むことは下半身だけでなく全身の歪みに繋がり、一見関係ないように思える顔の歪みや肩こりにまで影響するのです。
体型の崩れ
身体が歪むと体型が崩れます。また、本来正しい姿勢で座るために必要な筋力が使われず筋力低下に繋がります。特にお尻周りの筋肉量が落ちることで垂れ尻を引き起こし、下半身がもたついて見える原因となります。
腰痛・むくみ・冷え
身体の歪みや筋肉への負荷は、筋肉を緊張させる原因となります。それによって血流が悪くなり、むくみや冷えの原因となり得ます。また、筋肉が緊張した状態が続くことで慢性的な腰痛にも繋がります。
“正しい座り姿勢“を確認しよう!
正しい姿勢で座るための4つのポイントをご紹介します。
1.膝と脚の付け根が大体90度程曲がるように座る
2.両坐骨へ均等に体重が乗るようにする
3.頭で天井を押し上げるように背筋を伸ばす
4.肩はリラックスし、あごを軽く引く
座るための脚の角度を保つために椅子の高さにも気をつけましょう。また、姿勢を良くしようとすると腰を反ってしまう人も少なくありません。骨盤が前傾し肋骨や胸が開きすぎないようにしましょう。お尻の下のゴリゴリとした骨、坐骨の辺りに重心が乗っていることを確認します。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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