POSE & BODY
長時間座った後のむくみ・腰痛・姿勢改善に!メリットしかない「三日月のポーズ」


長時間座った後に感じる体の疲れや不調の解消にヨガの三日月のポーズを試してみませんか?
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三日月のポーズが座りっぱなしの体に効果が良いのはなぜ?

縮んだ腸腰筋(ちょうようきん)が伸びる
腸腰筋は大腰筋・小腰筋・腸骨筋の3つの筋肉の総称です。大腰筋は背骨と大腿骨をつなぎ、腸骨筋は骨盤と大腿骨をつないでいます(小腰筋は大腰筋をサポートする役割を果たしていますが、存在していない人もいる筋肉です)。全体として、骨盤の位置を安定させて姿勢を維持したり、股関節の動き(立ち上がる、歩く、太ももを持ち上げるなど)に関わっています。

長時間座っていると上半身と下半身をつないでいる筋肉が縮んでいる状態が長いので、姿勢の乱れやそれに伴う腰痛が起きたり、脚を大きく蹴りだしたり持ち上げる動き(階段を上がる時など)がスムーズにいかず、何もないのにつまづきやすくなったりします。
三日月のポーズの両腕を上げて上半身を引き上げる動きと、片脚を後ろに引く動きは腸腰筋のストレッチに効果的です。
そけい部のリンパの流れがスムーズになる
そけい部(太ももの付け根)は座りっぱなしでいると圧迫された状態が続き、そけい部のリンパの流れが悪くなって老廃物が下半身にたまってむくみの原因になってしまいます。血流も悪くなって足先の冷えなども起こるため、詰まりを解消してリンパの巡りを良くすることが大切です。三日月のポーズで片脚を後ろに引くことで、縮んだそけい部を気持ち良く伸ばすことができます。

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