実はジュースだけではない!「なぜか若く見える人」が避けているNG飲み物とは?管理栄養士が解説

 実はジュースだけではない!「なぜか若く見える人」が避けているNG飲み物とは?管理栄養士が解説

年齢は同じなのに「なんだかイキイキしているな」「若々しいな」と感じるような、実年齢よりも若く見える人を見かけることはありませんか。若々しく見えるにはスキンケアやメイクだけでなく、食べるものや飲み物などの内面からのケアも大切です。そこで今回は、なぜか若く見える人が避けているNG飲み物をご紹介します。年齢を感じさせない若々しい姿を目指したい方はぜひ読んでみてくださいね。

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老化を促進するNG飲み物の特徴とは?

老化をもたらす要因として挙げられるのは「酸化(さびつき)」と「糖化(こげつき)」。老化を促進させるNG飲み物には、体内で活性酸素を発生させたり血糖値を急激に上げるという特徴があります。

体の酸化をもたらす活性酸素が増える要因は加齢、食品添加物の過剰摂取、紫外線、ストレスなどがあり、体の酸化は肌トラブルや生活習慣病にもつながるため毎日の対策が必要です。

また、糖を過剰に摂取すると体の中で使い切れなかった糖が体内のたんぱく質や脂質と結合してAGEs(終末糖化産物)という老化を促進する物質を作りだしてしまいます。AGEsは体内に蓄積されやすく、肌で増えると顔がくすんだような色になり、たるみやごわつきなどの原因となります。

とはいえ、糖は人のエネルギー源となる大切な栄養素なので、全くとらないのではなく食べる量を調節したり血糖値を急激に上げないような食べ方を意識することが大切です。とくに甘いジュースは糖が多く含まれ血糖値が乱高下するため、糖化を促進してしまう飲み物といえるのですね。

若く見える人は過度に飲まない!老化の原因となるNG飲み物

アルコール類

アルコールを毎日過剰に摂取して体での分解が追いつかず蓄積すると、肝臓の中に活性酸素が発生します。活性酸素は体内で増えすぎると体にダメージが及び、シワやたるみ、ターンオーバーの低下などをもたらします。さらにアルコールには利尿作用があり体内の水分を排出して皮膚の水分を奪ったり、睡眠の質を下げるため肌にとってはあまりうれしくない飲み物といえます。

ポリフェノールが含まれ体によいとされる赤ワインも飲みすぎには注意。1日あたりワイングラス1〜2杯程度を上限に休肝日も作りましょう。

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コーヒー

コーヒーにはポリフェノールが含まれており抗酸化作用が期待できる飲み物ですが、実はカフェインには血糖値を上げる作用があるといわれています。そこに砂糖やミルクなどをたっぷり入れてしまうと、甘いジュースのように血糖値の乱高下をもたらすため注意が必要となります。とはいえ、適切に飲めば老化のスピードを緩やかにすることが期待できるため基本はブラックで楽しむようにしましょう。

 

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グリーンスムージー

栄養面でうれしいことが多く、アンチエイジングに効果的なイメージのあるグリーンスムージーも実は要注意な飲み物です。市販されているさらっとしたジュースタイプの場合、噛まずに飲めるので満足感が得られず、その後の食事でドカ食いにつながってしまう可能性があります。さらに冷たい飲み物は体を冷やし、代謝を落としてしまうので顔色が悪くなることも考えられます。

飲みたい場合は、ミキサーで作った繊維感のあるタイプをゆっくり味わうように飲みましょう。朝食の場合、スムージーにたんぱく質や脂質を補えるようなものをプラスするのがおすすめです。

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まとめ

今回は、なぜか若く見える人が避けているNG飲み物をご紹介しました。若々しく見える人は日々の生活習慣や食べ物、考え方など意識的に努力している方が多いように感じます。生活習慣を整えながら、明るい表情を心がけたり健康的なスタイルを維持するなど、心身ともに健康な状態を保つことからはじめてもいいかもしれませんね。

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