伸びる・曲がる…健康的な「神経」へ導く6つのヨガポーズ
4.アンジャネーヤーサナ(ローランジ)
後ろの脚の動作によって腰の前面の大腿神経に働きかけ、前の脚の動作によって脚の背面の坐骨神経に働きかける。
A.左膝を床に下ろしてローランジに入り、頭を引き上げて真っすぐ前方を見る。
B.腰を後ろに引いて、右脚を真っすぐにする(完全に伸ばさなくてもよい)。背中を丸めて、あごを引く。 5 ~ 10回繰り返したら、反対側でも繰り返す。
5.ウールドゥヴァプラサリタエーカパーダーサナ(立位の前後開脚のバリエーション)
この立位開脚は痛みのない人向けにアレンジされた、よりチャレンジングで機能的なアプローチだ。
A.右脚を軸にして立位開脚を行う。両膝を曲げて、左の膝を右のふくらはぎにつけたら、前方を見る。
B.両脚を真っすぐにし、左脚を上方に伸ばしたら、右足の拇指球に体重をのせて、あごを引く。快適な可動域を探ろう。 5 ~ 10回繰り返したら、脚を替えて行う。
6.ヴィーラバッドラーサナⅡ(戦士のポーズⅡのバリエーション
正中神経は、手と腕に走っている最も痛みが生じやすい神経だ。手根管症候群は正中神経への圧迫により引き起こされるので、このポーズでの動作は、その症状やほかの手首痛の緩和に役立つだろう。
A. 右脚を前に出して戦士のポーズⅡに入 ったら、腕を左右に広げ、両手のひらをそのまま前(マットの側面)に向ける。次に、右手の指先から後ろに反らして手のひらをマットの前方に向け、左手のひらもマットの前方に向けて、頭を右に倒す。
B. 次に、それぞれの手のひらの向きを変える。右手のひらを体側に向け、左手の指先から後方に反らせて、頭を左に倒す。痛みを感じずに快適に動ける範囲を見つけよう。5 ~ 10回繰り返したら、脚を入れ替えて行う。
指導/ティファニー・クルックシャンク
ヨガの伝統に解剖学と西洋医学を取り入れているティーチャー・コミュニテ ィYoga Madicineの創立者。
モデル/ジェナ・ニシムラ
コロラド州デンバー在住。Yoga Medicineのジェネラルマネージャーであり、ジェントル、陰、リストラティブヨガのティーチャー。
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