ねじりが深まる裏技ワーク|「関連部位」の刺激で体が変わる!?④
人気ヨガティーチャーの鈴木伸枝先生が、自身のプラクティスにも取り入れている「龍村式 柔軟性を高める簡単ワーク」を紹介! 龍村式メソッドでは、手指、足指、腕、脚、顔など、体が硬いなど不調を感じる場所の「関連部位」を刺激することで、全身で行うヨガに類似した効果を出し、心身のバランスを整え、エネルギー(気)の 流れを良くして、緊張や凝りを和らげることができるそう。
背骨を伸ばすことを意識しましょう
ねじりポーズを行ったときに左右差をチェックし、どちらか一方がねじりにくい人は、片脚重心で立つ癖や足を組む習慣を改善してみてください。また、前かがみのまま上体をねじると背骨に負担がかかるため、まずは深くねじることより背骨を伸ばすことを意識して行いましょう。
今回ご紹介する龍村式メソッドは、足の中指を刺激&おへそに意識を向けるワーク。動かす部分に意識を向けて体を使うと、それだけでポーズが深まる感覚を体感できるはず。(鈴木伸枝先生)
足の中指を刺激するワーク
やり方
1. 楽な姿勢で座り、片脚の膝を曲げて反対側の腿に乗せる。
2. 片手で足の甲を持って安定させ、中指の爪の辺りを5~10回もみほぐす。次に中指の根元を持って引っ張り、爪の辺りまで来たら大きく10回回し、逆回しも同様に。最後に、中指の根元から指先まで引っ張る&パッと離すを3回行う。反対側の足も同様にして、ねじりにくい方を重点的に行う。
動画で見てみよう
お腹の中心に意識を向けるワーク
やり方
1.楽な姿勢で座る。おへその辺りを指でポンポンと軽くたたき、お腹の中心に意識を向ける。体の軸を意識できると中心からしっかりねじれる。
ワーク前後の変化は?
BEFORE
「とにかく上半身が硬く、ねじった時の感覚もあまりありません…」
AFTER
「肩・背中・腰まで広い範囲を使ってねじっていく感覚が味わえました!」
即効性のあるワークなので、皆さんもぜひトライして柔軟性の変化を体感してみてください! ヨガクラス前の準備ワークとしてとりいれるのもおすすめですよ。
体の柔軟性を高めるには、『普段の心掛け』がとても大事。例えば、日頃から肩などに余計な力が入らないように意識してニュートラルな状態を維持しましょう。また、毎日ヨガの練習をするのが難しい人は、トイレに立ったときなどに前屈・後屈・側屈・ねじり・開脚の動作を行い、バランスよく体をストレッチする習慣を身に付けて。それが柔軟性を高める第一歩であり、何よりの近道です。(鈴木伸枝先生)
教えてくれたのは…鈴木伸枝さん
指導者養成の講師としても活躍し、1000人以上のインストラクターを輩出。講師育成や、全国のイベント出演、雑誌監修など、活動は多岐にわたる。鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオ-Release Space-主宰。instagram@nobue.styleにてヨガの教えをポップな形で日々お届けする、「ヨガモジ365」を配信中。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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