腰痛を緩和する裏技ワーク|「関連部位」の刺激で体が変わる!?⑨
人気ヨガティーチャーの鈴木伸枝先生が、自身のプラクティスにも取り入れている「龍村式 凝りや痛みなどの不調を緩和する簡単ワーク」を紹介! 龍村式メソッドでは、手指、足指、腕、脚、顔など、不調を感じる場所の「関連部位」を刺激することで、全身で行うヨガに類似した効果を出し、心身のバランスを整え、エネルギー(気)の流れを良くして、人間本来が持っている自然治癒力を高めることができるそう。即効性のあるワークなのでぜひトライして、凝りや痛みの解消など体の変化を体感してみてください! 座ったままできるワークも多いので、仕事中に不調を感じた際デスクで行うのにもおすすめです。
慢性的な腰痛を抱えている人は、骨盤の傾きに原因がある場合も
慢性的な腰痛を抱えている人は、骨盤の傾きをチェックしてみましょう。骨盤に左右差が生じて片側が圧迫されると、血流の悪化による体の冷えが原因で腰痛になっている可能性があります。かばんを同じ側の肩に掛ける、足を組む癖がある人は、そうした習慣を改めて骨盤の傾きが悪化しない工夫をして。また、運動不足だと熱の発生源である筋肉が使われないため、股関節回しなどで骨盤周辺の筋肉を動かすと冷えが改善されます。
今回ご紹介する龍村式メソッドは、耳たぶ&腕を刺激するワーク。場所を選ばずできるので、オフィスや移動時間などに行えば辛い腰痛が和らぐはず。(鈴木伸枝先生)
耳たぶを刺激するワーク
やり方
1. 腰の関連部位である両耳たぶの上部をもみほぐす。十分に刺激したら引っ張って放す。
2.人差し指と親指で耳たぶを挟む。
3.痛くない程度に耳たぶを引っ張る。
4.引っ張った耳たぶを放す。反対側の耳たぶも同様に行う。
腕を刺激するワーク
やり方
ポイント:写真のように腕を体側に沿って下ろしたとき、肩甲骨、腰、お尻の「横にくる腕の部分」がそれぞれの関連部位になります。腰が辛い人は、肘の下辺りを重点的に刺激すると腰痛が和らぎます。
1.肘の下を親指で刺激し硬さを感じる部分を中心にほぐす。反対側の腕も同様に行う。
教えてくれたのは…鈴木伸枝さん
指導者養成の講師としても活躍し、1000人以上のインストラクターを輩出。講師育成や、全国のイベント出演、雑誌監修など、活動は多岐にわたる。鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオ-Release Space-主宰。instagram@nobue.styleにてヨガの教えをポップな形で日々お届けする、「ヨガモジ365」を配信中。
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