今ある貯金でこの先大丈夫?お金の"漠然とした不安"を解消するマネーセミナー開催レポート

PR 髙野圭子
 今ある貯金でこの先大丈夫?お金の"漠然とした不安"を解消するマネーセミナー開催レポート

お金は生きている上で欠かせないのに、身近な人には相談しにくいコンテンツ。そんな不安を抱えた人たちのために、ヨガジャーナルオンライン主催のイベント「フリーランスが知っておきたいお金のこと」が行われました。フリーランスでなくても、若くても、知っておきたいマネー情報が満載です。

お金の不安は、年齢と共にやってくる

若い頃、お金は使ってもまた稼げばいい。と自然に思えていたはずが……。人生の中盤にさしかかり、体に不調を感じたり、親世代のリアル老後を見て、不安が急激に襲ってきます。その不安の正体が「お金」です。

イベントは2部制で、1部では、公認心理士であり、ヨガ講師でもある南舞さんが「お金が心に与える影響」として、私たちのマインドを変える方法について。2部では、ファイナンシャルプランナーの髙野圭子さん、長谷川純子さんから、実際にお金を増やす方法について教えていただきました。

お金に安心感を持てれば、幸せに直結する

南さんは、まずファイナンシャル・ウエルネスがあると、ストレスを抱えずに生きられると教えてくれました。

南舞

<ファイナンシャル・ウエルネス> 4つの要素

  1. 経済的な安定
  2. 将来への計画
  3. 日々のコントロール
  4. お金に関するストレス管理

4つのうち、<将来への計画><日々のコントロール>は、自分の努力次第で、なんとかなりそうです。<経済的な安定>は、"お金のプロフェッショナル"ファイナンシャルプランナーにお任せ。残りの<お金に関するストレス管理>について、上手に付き合うヒントがあるそうです。

ジャーナリングで、漠然とした不安を見えるカタチに

南舞

お金に対する不安は何かと聞かれて思い浮かべるのは「人より少ないかも」「不景気だから」「何億も持ってないから」など、漠然とした不安を口にする人が多いもの。

でも本当の不安は、心の奥に潜んでいます。例えば、親から与えられた価値観だったり、つらい体験だったり、習慣だったり。無意識に潜んでいるそれらを引き出す方法があります。それが、ジャーナリングです。ジャーナリングとは「書く瞑想」とも言われており、思考を紙に書いたり、文字として目に見える形にすることです。

お金の不安を幸せに変えるために、これから紹介する3つの質問を、順番にジャーナリングしてみてください。

①漠然とした感情や考えを言葉にして見える形にしてみる

お金について考えると、どんな感情や考えが浮かびますか?  

あなたの素直な気持ちを、文章ではなく単語でかまいません。見える形にしてみましょう。

②今現在の状況を洗い出してみる

具体的な収入金額や、支出品目・金額を書き出すことで、自分の理想と現実のギャップを洗い出すことができます。これにより、無駄が省かれたり、頑張る動機が明確に。

②お金の価値観を再定義してみる

お金とは「エネルギーの交換」であり「価値を提供した証」など、自分の生き方に合わせて、改めてお金とは何か?という問いかけをし、今の自分らしい答えを見つけてください。

ジャーナリングを行うことで、お金の不安がなくなりマインドフルネスに。マインドフルネスになることで、さらにお金に対する良い影響が!ジャーナリングは心を軽くしてくれます。お金だけでなく、どんな事柄にも使えるので、ぜひ定期的に行ってほしいワークだそうです。

だれもが抱えているお金の不安

セミナー午前の部は、ファイナンシャルプランナーの髙野圭子さんが担当、午後の部は長谷川純子さんが担当し、それぞれお金の不安の具体的な解決策について教えてくれました。

髙
午前の部を担当したファイナンシャルプランナーの髙野圭子さん
長谷川純子
午後の部を担当したファイナンシャルプランナーの長谷川純子さん

お二人は、全国各地の方々のお金の相談に乗っているスペシャリスト。相談者の方のお金の悩みベスト3は……

<お金の悩み>

1位 iDeCo・NISAなど投資について知りたい

2位 老後の不安

3位 将来に対する漠然とした不安

お二人曰く、日本経済の状況を説明すると、昭和は「上りエスカレーター」。銀行に預けておけば増えていく時代でした。平成は、動く歩道。そして令和は……「下りエスカレーター」!物価が上がりすぎて、普通に生活していくだけも、お金が出ていく時代なんだそうです。

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お金は「守って、増やす」ことで、不安が解決できる

しかしこんな時代を生き抜く方法が、あります。

それが「投資」です。

何もしなければ減っていくだけの預金を、自分の自己責任と自己選択で、お金を守りながら増やしてくことが、未来を豊かにしてくれる方法なんです。

高野

その前にすることが、貯金(未来に必要なお金も含む)に目的と名前をつけることです。まず、子供の学費、老後資金、ほしいバッグなど、必要なお金を個別に書き出します。イベントでは、その個別貯金に合わせて、リスクとリターンを加味した金融商品を、教えてもらいました。

ただ、髙野さん、長谷川さんのお二人が一番強くおっしゃっていたのは、金融未経験者が、投資を一人でしてはいけない、ということ。必ず信頼できるファイナンシャルプランナーに相談しながら行うことが、お金の不安をなくす必須条件なんだそうです。

長谷川

終わりに

実際にイベントに参加した方からは、お金の不安が少なくなった、新しい視点ができた、といううれしい意見がたくさん届きました。公認心理士・ヨガ講師の南舞さんも、ファイナンシャルプランナーの髙野圭子さん、長谷川純子さんも、それぞれ個別相談を受け付けています。セミナーの中でファイナンシャルプランナーの先生方が話していたのが、PDCAの重要性。PDCAとは「Plan,Do,Act,Check」の略で、主に仕事などの場面で使われることが多いですが、自身のお金についてもPDCAを取り入れることが"漠然としたお金の不安"を消し、具体的に解決していく足がかりになります。お金について、一度何かを始めたからそのまま放置しておくのではなく、「定期的な見直し」をすることがお金を守り、増やすことにつながっていくはずです。この「定期的な見直し」は、自分一人だけでするべきことではありません。ぜひ、プロの力を借りましょう!お金の疑問や不安を抱えている方は、ぜひ心の専門家である南さんや、ファイナンシャルプランナーの先生方を頼りましょう。お金の不安は、やはりプロに頼むのが心強い!

登壇いただいた先生方のプロフィール

南舞さん(午前の部・午後の部ともに担当)

南舞

公認心理師 / 臨床心理士 / ヨガ講師 中学生の時に心理カウンセラーを志す。大学、大学院でカウンセリングを学び、2018年には国家資格「公認心理師」を取得。現在は学校や企業にてカウンセラーとして活動中。ヨガとの出会いは学生時代。カラダが自由になっていく感覚への心地よさ、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じヨガの道へ。専門である臨床心理学(心理カウンセリング )・ヨガ・ウェルネスの3つの軸から、ウェルビーイング(幸福感)高めたり、もともと心の中に備わっているリソース(強み・できていること)を引き出していくお手伝いをしていきたいと日々活動中。カウンセリングのご希望は「カウンセリング&ヨガ Sati」。インスタグラム@maiminami831

髙野圭子さん(午前の部担当)

髙

ファイナンシャルプランナー。家族の病気をきっかけに保険とお金の大切さを痛感し、不動産業界から転身。現在はラジオ局や新聞社主催のマネーセミナー講師として活動。個別相談実績は1000世帯におよび、ライフプランを中心に幅広いアドバイスを行なっている。また、資産形成・セカンドライフ・公的保険制度といったテーマのマネーセミナーなどニーズに応じた登壇依頼に応えている。

長谷川純子さん(午後の部担当)

長谷川純子さん

神奈川県在住。大学では経済学を学び、卒業後は大手食品メーカー系企業に勤務。結婚後、生命保険会社へ転職。現在は大手企業の年金セミナー、親子で学ぶ金融教育を実践し、新聞社、テレビ局、ラジオ局主催のマネーセミナーに数多く登壇。年間約150世帯の新規相談、約3,000世帯の相談実績がある。義母介護の最中であり、自身の体験を生かした寄り添うコンサルティングが好評。

文/池田ゆき
撮影/山田健司

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