猫背を改善したいならストレッチの前に胸の筋肉を緩めよう!座ったまま大胸筋をほぐす簡単セルフケア

 猫背を改善したいならストレッチの前に胸の筋肉を緩めよう!座ったまま大胸筋をほぐす簡単セルフケア
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須藤玲子
須藤玲子
2024-04-05

今回は、猫背改善に効果的なセルフケアをご紹介します。ヨガで胸を開くポーズが苦手な人、ストレッチをしても猫背や巻き肩が解消せず、肩こりがつらい人必見!座ってできる簡単なセルフマッサージです。椅子に座ったままでもできるので、仕事の合間にもおすすめですよ!

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猫背と胸の筋肉の関係

猫背は、前かがみの姿勢が長く続くことによる筋肉の緊張から起こるもの。肩が内側に入った状態で背中が硬くなるため、胸がつぶれ、呼吸も入りにくくなります。
その結果、血行が悪くなり、肩や背中の凝りなど不調につながるケースも…。しかし、猫背は肩や肩まわりの筋肉だけが原因というわけではありません。実は胸の筋肉(大胸筋)が縮んで硬くなることも大きな原因の一つです。

大胸筋
イラストAC

大胸筋は、胸の表面に張り付いている大きな筋肉で、肩関節の動きに関わるだけでなく、呼吸をサポートする働きがあります。胸の筋肉をほぐすことで呼吸がしやすくなり、血行を良くする効果も期待できます。肩や背中の動きもスムーズになるため、猫背の改善に繋がるのです。

ガチガチになった大胸筋をほぐして猫背改善!座ってできる簡単セルフケア

座ったままできる、簡単なセルフマッサージです。今回は床に座ったやり方で紹介しますが、椅子に座って行うこともできますよ!

やり方

1)あぐら正座など、楽に座れる体勢をとる

2)両手をグーにして握りこぶしを作り、鎖骨の下、胸の真ん中にあてる

あぐらで座り、両方の手をグーにして胸の真ん中に当てた体勢
Photo by Reiko Sudo

3)指の関節を使い、握りこぶしを滑らせるようにして、真ん中から外側へ、肩や胸を開きながらマッサージする。10回~20回程度繰り返し、胸の筋肉をほぐす

あぐらで座り、両方の手をグーにして胸の真ん中から外側に動かすマッサージ
Photo by Reiko Sudo

4)右手を床に下し、左手の握りこぶしを胸の真ん中にあてる

5)指の関節を使い、上下にジグザグしながら脇まで動かしてから真ん中に戻る。10~20往復繰り返す

右手をグーにして真ん中から脇まで動かし、左の胸をほぐすセルフマッサージ
Photo by Reiko Sudo

6)手を入れ替えて、反対側も同様にマッサージする

ポイント

痛気持ちいい範囲、程よい力加減で行うこと。呼吸を深め、胸を広げながらほぐしましょう。
ガチガチに硬くなっている部分があった場合は、そこで動きを止めても構わないので、できるだけ丁寧に!
人によっては、左右差があるかもしれません。大きな差がある場合は、硬い方を長めに行いましょう。マッサージをした後に、背中で手を組んで、胸や肩を開くストレッチをするのもおすすめですよ!

あぐらで座り、両手を背中で組んで胸を開くストレッチ
Photo by Reiko Sudo

 

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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大胸筋
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