【やさしくさするだけ】肩と胸をふわっと緩めて「巻き肩を改善する」筋膜リリース


巻き肩が気になる女性の方に是非やっていただきたいのが胸まわりの筋膜リリースです。知らない間にバストとその下にある大胸筋が一緒にガチガチに硬くなっている可能性があります。巻き肩改善のための簡単な筋膜リリースのやり方をご紹介します。
特に女性は”巻き肩”に注意すべき理由
最近は”猫背” や ”肩こり” といったワードに混じって ”巻き肩” というワードをよく目にするようになってきたと思います。その中でも特に女性の皆さんは、乳房の重さでその下の大胸筋が縮こまりやすかったり、大胸筋や肋骨まわり全体の動きが悪くなりやすいことから、肩関節が前に巻き込んでくる”巻き肩”を誘発しやすいと言えます。

巻き肩になるとこんな症状が出る可能性が大!
○姿勢が悪くなる
○首〜肩〜背中が凝りやすくなる
○バストの張りがなくなりやすく、トップバストの位置も下がりやすい
○腕の動きが悪くなる
○肋骨の動きが悪くなりウエストがクビれにくくなる
○呼吸が浅くなって自律神経が乱れやすくなる(疲労回復力や免疫力の低下などに繋がります)
など。
是非早めに改善していきたい巻き肩ですが、まずはご自身が巻き肩もしくは巻き肩予備軍が以下の内容でチェックしてみましょう。
もしかして巻き肩?もしくは巻き肩予備軍?
チェック① 横からの姿勢
背骨のラインや肩関節の形には個人差がありますが、自然な状態で立った時に明らかに耳よりも肩が前方にある場合は巻き肩と言えるでしょう(ご自身で確認することが難しいので、スマホなどで撮影してみるのもよいです)。

チェック② 両手を後ろで組み持ち上げる
立ち姿勢から肘を伸ばして後ろで手を組み、肩甲骨同士を引き寄せて両腕をゆっくり上げていきます。この時、角度が約30℃以上上げられない方は巻き肩か巻き肩予備軍の可能性があります。

「巻き肩改善」肩と胸をふわっと緩める筋膜リリース
※ご自身で行う筋膜リリースは心地よい優しい刺激で行いましょう。
下の大胸筋のイラストにある赤丸の部分を番号順に緩めていきます。

①右腕を横に伸ばして仰向けになります。肋骨の位置と大胸筋の位置を確認しながら、左指先を使って大胸筋①〜③までのエリアを3センチほどの長さでそれぞれ順番に10往復程度さすります。

②鎖骨の下ラインを胸の中心〜肩までを10往復程度さすります。

③最後に、左手のひらで脇腹のお肉とバスト全体を胸の中心へとゆっくり寄せてから緩める動きを10回程度繰り返します。ゆったりと深い呼吸をしながら行ってください。

④反対側も①〜③まで同様に行います。
【分かりやすい動画で動きを確認したい方はこちら】
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