あなたの巻き肩レベルはどれぐらい?【診断付き】巻き肩チェックと毎日1分で体が変わる改善ストレッチ
姿勢が悪い、肩が前に巻いているとは思っているけれど、どれだけ肩が巻いてしまっているのかやどれほど姿勢が悪いかは自覚がないという方は多いはず。まずは自分の巻き肩度をチェックしてみましょう。
あなたの巻き肩度は?
早速、あなたの巻き肩度をチェックしてみましょう!
<チェックポイント>
● 脚は肩幅程度に開き、楽な姿勢で立つ
● 肩を何回か上げ下げを繰り返して、ストンと脱力した位置で止める
この姿勢で、あなたの手はどこにあるでしょうか?
手のひらが太ももの前にある・・・【巻き肩度:高】
手のひらが太ももの斜め前あたりにある・・・【巻き肩度:中】
手のひらが脚の真横にあり太ももの横(ズボンをはいている方は側面の縫い目)に中指がある・・・【巻き肩度:低(理想)】
巻き肩度が高い方は手のひらが太ももの前にあるだけでなく、脱力しているのに肘も曲がっているように見える方も多いでしょう。この場合、肘の筋肉も縮こまっている可能性があります。
高齢者の方をよく観察すると分かりますが、人間は年を重ねるほど関節が曲がってきます。膝が曲がり、腰が曲がり、肘が曲がり、体全体が前に丸まってくるのです。つまり、巻き肩の姿勢でいると年齢よりも老けて見えるというデメリットもあります。
巻き肩改善エクササイズ
巻き肩度が中~高だった方は、ぜひ今回紹介するエクササイズをやってみて、終わった後の手の位置を確認してみましょう。
<やり方>
1)あぐらで座ったり椅子に座ったり、楽な姿勢になる
2)右手をグーにして、左の胸の上全体を円を描くようにマッサージする
3)鎖骨に沿って胸の中心から腕に向かって横にマッサージする
4)腕の付け根を親指でほぐす(Tシャツの袖の切り替えのあたり)
5)手の平を壁につき肘を90度に曲げ、壁と反対側に体と顔を向けて胸の前をストレッチ
片方のストレッチが終わったら両方の肩を上げ下げしてみたり鏡で肩の高さをチェックしてみると、ほぐした方の肩が下がっている、位置が後ろに戻っているなどの変化を感じられるでしょう。両方の肩ともほぐし&ストレッチが終わったら、改めて巻き肩度チェックを行って、手の平がエクササイズ前よりも側面にあるか確認してみましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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