巻き肩は改善できる!肩を正しい位置に戻す超簡単ストレッチ【「骨格の問題」だと諦めないで】

 巻き肩は改善できる!肩を正しい位置に戻す超簡単ストレッチ【「骨格の問題」だと諦めないで】
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肩が内側に入ってしまう「巻き肩」を解消するストレッチをご紹介します。

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私は巻き肩?

姿勢の悪さは実感しているけれど、巻き肩かどうかはよく分からない…。巻き肩と猫背の違いって何?と思う方もきっといるでしょう。

巻き肩とは、左右の肩が内側に入ってしまっている状態を指します。肩は本来耳の真下にあるのですが、耳よりも前にある状態が当たり前になっていると巻き肩と言えるでしょう。

巻き肩も猫背も同じようなものと思われがちですが、厳密には異なります。巻き肩は肩が内側に入ってしまっている状態、猫背は背中が丸まってしまった結果、肩まわりも丸まっている状態を指します。

チェック方法として、座っている時に鎖骨から肩に沿って手をスライドすると肩が出っ張ってぶつかる方、耳の真下に肩を置くと違和感がある方は巻き肩の可能性が高いでしょう。

巻き肩になるデメリット

下向きの作業が多い、前かがみ姿勢になってしまう、横向きで寝ることが多い人が巻き肩になりやすいと言われています。デスクワークやパソコン作業が多い現代人にとって、誰しもがなってしまう可能性を持っているのです。

巻き肩になってしまうと見た目的にも良くないのはもちろん、胸の筋肉が縮こまった状態になり呼吸がしにくい、肩を内側に寄せにくくなり猫背になってしまう、肩や首が常に凝ってしまうなどが挙げられます。

腕と胸まわりを伸ばして巻き肩改善

巻き肩の原因となっている腕と胸まわりの筋肉を伸ばすことで肩は元の位置に戻しやすくなります。今回は硬くなっている腕と胸まわりをほぐすストレッチをご紹介します。

<やり方>

巻き肩
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1)楽な姿勢で座る。あぐらでも正座でも椅子に座った状態でもOK

巻き肩
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2)左肘を曲げ、体から握りこぶし1個分離す

巻き肩
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3)肘を真下に下ろし、手でgoodマークを作り親指を立てる

巻き肩
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4)この状態から腕を少し外側に伸ばす。肩から腕にかけて伸びを感じられていればOK

巻き肩
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5)頭を右側に倒し、首から肩そして腕にかけてストレッチ。5呼吸ほどキープする

6)同じように反対側も行う

巻き肩はどうにもできないなんて諦めないで

仕事柄、姿勢が悪くなってしまうのは仕方ない…、もう何十年もこの姿勢だからどうしようもない…、こんな風に諦めてしまうのはもったいない です。

姿勢を変えようと思えば変えることができます。特に現代人にとって招きやすい姿勢の悪化は、改善策がたくさんあります。不調が当たり前の体で過ごすのではなく、少しずつ元に戻して健康に過ごせる体を作ってあげましょう。

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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巻き肩
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