【40代以降は痩せにくい…】痩せやすい体質になる猫背&巻き肩改善トレーニング

なぜ大人の体は痩せにくいのか？

加齢により筋肉が衰えると基礎代謝量だけでなく活動時の消費エネルギー量も減少し、全体の消費エネルギー量が少なくなります。その影響で自然と痩せにくくなっていくとも考えられるでしょう。

さらに、若い頃と同じような食生活をしていれば、基礎代謝や消費エネルギーが減少したのに摂取カロリーが変わらないため太ってしまうケースの方が多いのです。

大人のダイエットこそ筋トレが大事

年齢とともに基礎代謝が下がっていること、筋肉が落ち消費エネルギーも減少しているなら、大人のダイエットで有効なのは筋トレです。しかし、ただ闇雲に筋トレをするだけでは美しいボディラインにはなりません。

筋トレをする前に

まず、ご自身の体をチェックしてみてください。食生活に問題があって太っているなら、体脂肪率が高かったりお腹まわりのサイズが大きいはずです。

そうではなく、体脂肪率は標準なのに太って見えると言う方は、皮下脂肪がついている可能性が高いです。特に悪い姿勢からついてしまう二の腕のタプタプ、背中のはみ肉は闇雲に筋トレをしたり食事制限をするのではなく、姿勢を改善するだけで血液や老廃物の巡りを良くし自然とスッキリしていきます。

姿勢改善のポイントは背中

現代人の約9割は猫背や巻き肩だと言われています。猫背や巻き肩の姿勢が定着していると、二の腕や背中に肉がつきやすく太って見えてしまいます。

まずは、その猫背や巻き肩を改善し、姿勢を良くするところから痩せ体質を作っていきましょう！

猫背や巻き肩を改善するトレーニング

猫背や巻き型を改善するには上半身の前側、横側の筋肉を柔らかくして、肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉を鍛えましょう。

Step1：広背筋ストレッチ

＜やり方＞

１）四つ這いから片足を前に踏み出し、上半身を起こして三日月のポーズをつくる

２）片手で反対の手首を掴み、さらに上に引っ張る

３）息を吐きながら持っている腕の方に両手を倒し、伸びている広背筋をさらにストレッチする

４）余分な力を抜き大きく３呼吸繰り返す

Step2：前鋸筋ストレッチ

＜やり方＞

１）ローランジの姿勢から片掌を後頭部に添る

２）息を吸いながら肘を上に、胸や前鋸筋を開く

３）余裕があれば、後ろの膝を上げ肘を伸ばす

４）余分な力を抜き大きく３呼吸繰り返す

Step3：大胸筋ストレッチ

＜やり方＞

１）下半身はどんな状態でもOK

２）上半身を起こし、両手を肩の高さに上げる

３）両手を背中に回し、掌を合わせて合掌する

４）余分な力を抜き大きく３呼吸繰り返す

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

美しい姿勢になった後の筋トレもヨガの動きの中に入れています。