「痩せにくい」原因は股関節!股関節が硬くても大丈夫|柔軟性を高める「チャイルドポーズストレッチ」

 「痩せにくい」原因は股関節!股関節が硬くても大丈夫|柔軟性を高める「チャイルドポーズストレッチ」
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須藤玲子
須藤玲子
2023-04-13

股関節は、本来自由に動くことができる柔軟な関節です。周辺には太い血管や神経、リンパ節などがあるため、股関節の動きが悪くなると、健康だけでなく、美容面においても様々な影響が生じると考えられています。今回は股関節の柔軟性を高めたい人はもちろん、不調の改善や予防、夏に向けてダイエットを目指す人にも効果的なストレッチのご紹介です。痩せにくくなったのは、もしかしたら股関節に原因があるのかも…。

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股関節が硬いデメリット

股関節は体の中で最も大きな関節です。そして、日常のほとんどの動きに関わる重要な働きを担っています。股関節が硬くなるとどんな影響が生じるのでしょうか?起こりうるデメリットをあげてみましょう。

・血流・リンパの流れが悪くなる
・膝や腰などの凝り、痛みの原因になる

・姿勢が乱れる

・歩き方が乱れる

・太りやすくなる

・むくみやすくなる

・下半身に脂肪が付きやすくなる

・疲れやすくなる

・ケガしやすくなる

股関節が硬いことで巡りが悪くなり、代謝も落ちるため、太りやすくなったり、動かしにくくなったりすることもあります。姿勢や歩き方の乱れから、脂肪や筋肉の付き方に影響が出ることも…。不調や体型の変化は、決して加齢のせいだけではないのです。

股関節の柔軟性を高めるチャイルドポーズストレッチ

ヨガのお休みのポーズ「チャイルドポーズ」をベースにしたストレッチです。お風呂上りや寝る前などの時間を利用してリラックスしてやってみましょう。

やり方

1.膝を広めに開いた四つ這いになる(ヨガマットを使用している場合はマット幅くらい)。両手は肩より少し前に、楽な幅にして置く。

足の幅を広くした四つ這いの体勢
photo by Reiko Sudo

2.息を吐きながらお尻を左斜め後ろに引き、左のかかとに近づける。右の内腿の伸びを感じながら2~3呼吸キープする(お尻をかかとまでおろさなくてもOK)。元の位置に戻り、反対側も同様に行う。

四つ這いからお尻を左斜め後ろに引く、右内腿のストレッチ
photo by Reiko Sudo

3.左右の動きを3回程度繰り返す。

4.膝を開いたまま、左右の足の親指を近づけて背骨を伸ばし、お尻をかかとに下ろす(膝を開いた正座から上体を倒すチャイルドポーズ)。ゆっくり5呼吸キープする。

膝を広げたチャイルドポーズ
photo by Reiko Sudo

ポイント

膝を開くことで内腿が伸び、股関節に程よい刺激が入ります。お尻を斜め後ろに引く時は、背中や腰が丸くならないように、背骨を伸ばしましょう。
膝の幅はそれぞれの柔軟性に合わせて調節して行います。キープ時間も同様に無理のない範囲でやってみてくださいね。股関節につながるお尻や内腿がほぐれることで、股関節の動きもしなやかになります。基礎代謝が高まり消費エネルギーもUP!少しずつ痩せやすい体質に近づけるはずですよ。

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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