【40代からの若返り】「実年齢」は後ろ姿に出る?たった1分で背中を鍛える"反るだけ"エクササイズ
顔や体の前面とは違って、なかなか目にすることがない後ろ姿。何もしないでいると、どんどん衰えてくることをご存じでしょうか?自分では気づかないうちに、背中がたるんで丸くなったり、脂肪が溜まったり…。意外かもしれませんが、背中は年齢が出やすい部分なのです。今回は、40代になって老化が気になり始めた人におすすめ!ヨガのポーズを元にした、背中を鍛えるエクササイズのご紹介です。たった1分でできるので早速試してみませんか?
背中がたるむ原因
背中のたるみ、ぜい肉や脂肪がつく主な原因は2つあります。
1筋肉の衰え
背中には僧帽筋・脊柱起立筋・広背筋などの大きな筋肉があります。
加齢や運動不足により、これらの筋肉が衰えてくると、表面にある皮膚の張りが失われます。また、筋肉が衰えることで、ぜい肉や脂肪もつきやすくなるため、老けた印象につながります。
2柔軟性の低下
筋肉の柔軟性が落ちると、血液やリンパの巡りが悪くなり、代謝の低下につながります。老廃物が溜まり、脂肪もつきやすくなります。特に、デスクワークで前屈みの姿勢で過ごす時間が長い人は、筋肉が固まりやすいため要注意です。いざ運動しようとしても、体がガチガチで思うように動かせないことも…。その結果、運動しても効果が出にくく、老化が加速してしまうのです。
つまり、放置すればするほど、たるみや脂肪の蓄積がどんどん進みます。綺麗な姿勢を保つことが難しくなり、見た目年齢が上がってしまうのです。
背中を鍛えて老化をストップ!たった1分の若返りエクサ
ヨガのベイビーコブラを元にしたエクササイズです。背中をキュッと引き締める意識をしながら行いましょう!
やり方
1)足を腰幅にして、肩の下に指先、胸の横の床に手の平を下したうつ伏せで寝る。脇を締めて肘を曲げ、肩を下して肘を後ろに引く。
2)下腹部を下したまま、背筋を使って上体を床から少し浮かせ、胸を引き上げる。脇は締めたまま行う(ベイビーコブラのポーズでゆっくり3呼吸キープ)
3)脇を締めて肘を後ろに引き続け、手のひらを床から浮かせる(ゆっくり3呼吸キープ)
4)息を吐きながらゆっくり上体を下してうつ伏せに戻る
ポイントと注意点
上体は低くても構わないので、深い呼吸ができる位置でキープします。脇が開いて肘が肩より高い位置にくると、肩や首が詰まりやすくなり、背中に効かなくなります。
脇を締めて肘を引き続け、背中の筋肉をしっかり使うことが大切なポイントです!胸を開いて気持ちの良い呼吸を続けましょう。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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