【新年度は緊張を感じやすい時期】緊張から来る胃腸の不調を整える夜ヨガ

 【新年度は緊張を感じやすい時期】緊張から来る胃腸の不調を整える夜ヨガ
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新年度を迎え、自分や家族の進学、就職、異動、転勤、これらに伴う転居など、環境が変わる新生活の始まりで緊張やストレスを感じやすい時期ではないでしょうか。ヨガポーズでこうした不調を緩和させてみませんか?

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胃腸の働きを促すには

ストレスによる消化不良といった胃腸の不調を緩和させるには、副交感神経が働いて胃腸の働きが活発になることが必要です。緊張状態が続く日中は交感神経が優位になりがちなので、一日の終わりには副交感神経の働きを高め、胃腸の調子を整えながらリラックスする時間を持つようにしましょう。

仰向けの英雄のポーズ

内臓周辺と太ももの前を伸ばすことで胃腸の働きを促します(顔から胸部、腹部、太もも前、すね、足の人差し指まで通る、胃経を刺激)。胸も開かれるので呼吸が深まり、リラックス効果も期待できます。

仰向けの英雄のポーズ
Photo by Yoga Journal US

やり方

1. 正座から少しお尻を持ち上げ、かかとがお尻の外側にくるようにして座る(ヴィラーサナ)。

ヴィラアーサナ
Photo by Yoga Journal US

2. 息を吐きながら床に手をついて上半身を後ろに倒し、肘を片方ずつ下ろしてから後頭部と背中をボルスター(またはクッション、丸めたブランケットなど)の上に乗せる。
3. 腕は体の横に置くか、頭上に伸ばして反対の肘を持ち、体の前面の伸びを感じながらゆっくりと呼吸を続けてポーズをキープ。
4. 肘をついてゆっくりと起き上がり、両脚を伸ばす。

※難しい場合は、膝を開いたり、片脚を伸ばして左右交互に行ってみましょう。膝に痛みを感じる時はこのポーズは避けてください。

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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