"なんとなく、不調"を引き起こす「電子メール無呼吸症候群」「スクリーン無呼吸症候群」知ってる?

 "なんとなく、不調"を引き起こす「電子メール無呼吸症候群」「スクリーン無呼吸症候群」知ってる?
Adobe Stock
広告

呼吸が止まっている、浅いとどうなる?

集中力が低下

画面をじっと見ているので一見集中していそうですが、浅い呼吸では酸素が脳に十分に届かず、ボーっとすることがあります。長時間作業をしているわりに生産性を感じない経験をしたことはありませんか?

自律神経の乱れ

呼吸が浅い状態では交感神経が優位になってリラックス状態から離れていきます。精神的なストレスを感じたり、体も緊張することで肩こりや頭痛、またリラックスしている時に活性化する消化器系の働きに影響がでて便秘や下痢につながることもあります。

痩せにくい体になる?

体内に取り込む酸素が減ることと筋肉の緊張で血行不良を起こし、代謝が下がって脂肪が燃焼しづらくなることもあるでしょう。痩せるためにヨガをしようと考える人もいるかもしれませんが、日頃から呼吸が浅いとヨガをする時にいきなり呼吸を深くしようと思ってもなかなかそうはいかないものです。浅い呼吸では体をゆるめること、心をリラックスさせることが難しく、緊張したままポーズをとることになって体が思うように動かないことがあります。

yogapose
Photo by Conscious Design on Unsplash

電子メール無呼吸症候群にならないために

一番大切なことは自分の状態に常に気づくことです。自分は今呼吸をしているか、姿勢が崩れていないか、体のどこかに余計な力みや緊張がないのかを気にかけるようにしましょう。そして休憩をこまめにとること。画面を見続けていると時間のことを忘れやすいですが、時間を決めて画面から離れて深呼吸やストレッチをして、自分の心身を意識する機会を作りましょう。ヨガを続けることも自分への気付きに役立つのでおすすめです。

参考:Are You Breathing? Do You Have Email Apnea?

ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人にヨガを身近に感じてもらえることを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

電子メール無呼吸症候群
yogapose