【動画】腰痛・歪み・膝痛…原因はデスクワークで固まった筋肉?まずほぐすべき筋肉3つとほぐしヨガ
デスクワークや運動不足の状態が続くと、筋肉は強ばってしまい様々な不調の原因となってしまいます。また、ヨガのアーサナ練習を熱心にしていたり、筋力トレーニングを行っていたりする場合、筋力量を増やすための動きばかり続けても身体にとっては負担がかかってしまいます。今回は、健やかに快適に過ごすために筋肉をほぐす方法をご紹介します。
固まった筋肉は様々な不調の原因?
デスクワークの方や運動不足の方が日常生活を快適に過ごすためには、同じ姿勢が続いたことにより強張ってしまった筋肉をほぐす必要があります。また、様々なスポーツやトレーニングを行ったり、ヨガのアーサナ練習を行っていたりと、力強い動きをするためにも筋肉をほぐす必要があるのです。トレーニングなどを行い筋肉量が増えてきているけれど不調が目立つ方の多くは筋肉の柔軟性が低下しています。筋肉が硬い状態が続くと、関節の動きが悪くなりやすく、様々な悪影響へと繋がってしまいます。まずは、以下の項目の中に当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。
・腰痛や首肩こりがある
・膝が痛む
・足がパンパンに張ったりむくんだりする
・転んだりつまづいたりしやすい
・身体の歪みがある
・寝つきが悪かったり、眠りが浅かったり、寝起きに疲れていたりする
上記のうちひとつでも当てはまる場合は、固まった筋肉が原因かもしれません。これらは筋肉の強張りが原因として引き起こされる不調の代表例ですが、様々な不調が表れる可能性があります。日常生活を健やかに快適に過ごすためにも、筋肉の強張りは気づいたらほぐしていきましょう。
まずほぐすべき筋肉3か所
どこからほぐしたらいいか悩ましく思う方に最初に試してほしいのは、以下の3か所のほぐしです。これらはすべて下半身の筋肉ですが、下半身の筋肉は、いわば土台となる大きな筋肉ですので全身への影響も大きく、これらが固まってしまうことで全身の不調へと繋がりやすくなってしまいます。例えば、お尻が固まると腰痛が起こりやすかったり、全身の歪みは下半身の筋肉の強張りが原因だったりすることが多くあります。まずは、以下の3か所のほぐしを意識していきましょう。
1. お尻の筋肉
普段なかなかお尻の硬さについては意識しないかもしれませんが、デスクワークの方や自宅で過ごす時間が増えて長時間座りっぱなしの方は固まりやすい筋肉です。お尻の筋肉は身体の要ともいえる骨盤を支えていたり、股関節をスムーズに動かす働きを担っていたりと、実は重要な筋肉。腰痛が気になった際にもまずほぐしてほしい場所です。
2. 太ももの裏側の筋肉
デスクワークの方や、運動不足の方は太ももの裏側が固まっていることが多いです。太ももの裏側が固まってしまうことで姿勢が悪くなったり、スムーズに歩きにくくなったりすることも。颯爽と日常を送るためにもぜひほぐしてほしい場所です。
3. 太ももの前側の筋肉
太ももの前側の筋肉が固まると、歩幅が狭まったり、つまずきやすくなったりしてしまいます。また、膝が痛む原因にもなり得ます。太ももの前側の筋肉は、後側の筋肉とセットで働くため、両方のケアをしていきましょう。
下半身をほぐすヨガ動画でさっそくほぐしてみましょう
まずほぐすべきポイントがわかったところで、さっそくほぐしてみましょう。以下のヨガ動画では、上記をまんべんなくほぐすことができます。運動不足でもヨガ初心者でも大丈夫な内容ですので、気軽に始めることができます。目安としては、デスクワークの方でしたら休憩時間やお仕事を終えたタイミングに日常的に行い、ほぐす習慣を作りましょう。運動不足の方でしたら、2日に1回程度を目安に始めてみましょう。足がパンパンに張っていたり、むくみが気になる1日の終わりにもお勧めです。
ライター/磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出会い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンでのレッスンを行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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