子育て中のママに多い「気づいたら猫背」緩和する2つの方法は
子育て中はとにかく子供優先、自分のことを気にする時間がほぼなくなってしまいます。見た目への関心が薄まると同時に、ご自身の姿勢への関心も薄まってしまいがち。毎日腰痛や肩こり・頭痛で悩んでいるママ、実はそれ猫背姿勢が原因かもしれません。
子育て中に猫背になりやすい理由
子育て中はどうしても背中を丸めてなにかすることが増えています。赤ちゃんのオムツを替えるとき、洋服を着替えさせるとき、抱っこしているとき、一緒に遊んでいるとき。目線を合わせようとすることで気付かぬ間に背中を丸めている時間が増えています。また今までより筋力を使うことも減り、どうしても腹筋・背筋が弱まってしまうことも原因の1つと言えるでしょう。その状態で抱っこ紐やベビーカーを使っていると、猫背姿勢がクセになります。
猫背を緩和する方法①
すぐに猫背を直したい!と思っても子供のお世話をしないわけにもいきません。まずは丸まった状態で凝り固まっている肩・背中周りをほぐしてあげましょう。
やり方
1.あぐら、もしくは正座になります。猫背にならないよう、背筋は伸ばして座りましょう。
2.両手を上に上げ、左ひじを曲げます。右手で左ひじを少し押し、左の二の腕が伸びるのを感じます。
3.右手は離し下から左指先を掴んでみましょう。指先同士が届かないもしくは視線が下を向いてしまう場合は、背中に添えているだけでも大丈夫です。真っすぐ前を向き、3呼吸分キープしたら反対も同様に行います。
このポーズは牛面のポーズを上半身だけ行っているものです。肩回り、背中周りと一緒にケアしにくい二の腕へもアプローチしてくれるため、忙しいママには嬉しいポーズです。
猫背を緩和する方法②
常にだれかに見られている意識を持つことも、猫背を緩和するためには必要です。例えばお散歩をするとき、公園で遊んでいるときなどリラックスしていて気が抜けているでしょう。そんなときも少しだけご自身の姿勢に意識を向けてみてください。頭頂と空が1本の糸で繋がっているイメージを持って、お腹まわりの伸びを感じながら歩いてみましょう。きっと今までのように無意識で歩くよりもたくさんの筋肉を使えているはずです。姿勢を改善するだけのつもりが、気付いたら体重が減っているなんて嬉しいこともあるかもしれません。どうせ近所だけだしと思わず、少しオシャレを楽しみながらカッコよく歩けるとご自身への自信にも繋がるかもしれませんね。
ママだからってあきらめる必要はなし!
子育て中はガマンしなきゃ、仕方ないと思うことも多々あると思います。もちろん自由気ままだった1人のときよりもガマンすることも多いですが、猫背はガマンしてはいけません。クセになり、その後も慢性的な肩こりなど身体の不調に繋がりやすいです。自分ではどうにもできないときには、マッサージや整体などプロの力も借りてリラックスタイムを設けましょう。子供にカッコいいと言われるようなママになるために、まずは姿勢から見直してみませんか。
ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い、思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は育児中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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