前後に開く美開脚へ|4つの仰向けストレッチ
3.「脚裏」を伸ばして真っすぐ開く脚に
腿裏や膝裏が硬いと、前後開脚の前脚を真っすぐに伸ばしにくくなります。これを解決するには背骨を伸ばし、左右の骨盤を床につけて股関節を引き込みながら片脚を上げるのが効果的。上げた脚を持つ手の位置は腿裏など持てるところでOK。ポーズをとったら、鼠蹊部に呼吸を送り、股関節まわりのこわばりも解いて。
やり方
脚を揃えて仰向けになる。右脚を天井方向に上げ、両手でふくらはぎを持ち、腰が浮かないところまで体に脚を引き寄せて10呼吸。反対側も。
できる人は…
右脚にぶら下がるように上体を起こす。肩甲骨、背骨の間を開いて10呼吸。反対も同様に。
4.「骨盤~前腿」を正しい位置でストレッチ
骨盤の前の筋肉~前腿を強力に伸ばすワーク。床側の膝と腰が浮かないように床にしっかりつけることで、正しい位置でストレッチすることができます。ここの筋肉の硬さが解消されると、開脚時の後ろ脚の伸びがしなやかに。ただし、膝に痛みを感じる場合は、このワークをスキップし、最初のプレワークを練習しましょう。
やり方
正座になり、両足をお尻の外にずらして割座になる。手を後ろに歩かせながら背中を床へ。右膝を立て、手は体の横に。10呼吸キープし反対側も。
反り腰になるのはNG
お腹の力が抜けると反り腰になりやすい。おへそを床に近づけるように腰を下ろして。
できる人は…
右膝を両手で持ち、頭頂と尾骨を近づけるように上体と右足を上げて10呼吸。反対側も。
教えてくれたのは…柳本和也先生
バリでヨガと出会い、日本のアシュタンガヨガの第一人者ケン・ハラクマ氏に師事。ヨガ指導のほか、イベントやワークショップ、国内外でのリトリート開催など幅広く活躍中。神奈川・辻堂でudaya yoga studioを主宰。
モデル…池田莉子さん
モデル、ヨガインストラクター。幼少から新体操を始め、引退後にヨガと出会う。19歳でヨガインストラクターの資格を取得し、モデル兼ヨガ講師を両立。アロマアドバイザーの知識を活かしたアロマヨガのクラスも好評。
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