原因不明の不調は「心の疲れ」?心身のバランスを整えるヨガポーズで健康になろう

 原因不明の不調は「心の疲れ」?心身のバランスを整えるヨガポーズで健康になろう
Getty Images
須藤玲子
須藤玲子
2019-09-30
広告

ウッタナーサナ(立位前屈)

頭を下にするポーズは脳を休ませ、ストレス緩和に効果的。心を穏やかにして、リラックスへと導いてくれます。また、立った状態での前屈は上半身の自然な重みで背中が伸び、首回りの血流が良くなり、肩コリ解消にも効果的。身体と心に効くポーズです。

ウッターナーサナ
photo by YJ US

やり方

1.ターダーサナ(山のポーズ)で背筋を伸ばして立つ

2.腰に軽く手を当て、息を吐きながら骨盤から二つ折りにするように前屈し、床に指先や手のひらを下ろす

※初心者や柔軟性に不安がある場合は、膝を曲げても、手が床につかなくても大丈夫!お尻を天井へ向けるようにして、首や肩を楽にしましょう。

3.できるだけ背筋を伸ばし、頭を下にして呼吸を繰り返す

4.手を腰に戻し息を吸いながらゆっくり起き上がる

アルダ・ウッターナサナ(半分の立位前屈)

ウッタナーサナ(立位前屈)から半分上体を起こしたポーズ。背骨を長く伸ばし、体幹を強く、お腹の引き締めにも効果的です。呼吸と共にエネルギーを通すイメージでやってみましょう。強い軸のある身体と前向きな心を作るポーズです。

アルダ・ウッターナーサナ
photo by YJ US

やり方

1.ウッタナーサナになり、息を吐き切る

2.息を吸いながら上半身を起こし背中を伸ばし、斜め前の床を見る

※膝を曲げてもかまわないので、背中をまっすぐに!床に手がつかない場合は脛や腿に手の平を添えましょう!

3.背中の伸びを感じながら呼吸をゆっくり繰り返す

4.吐く息でウッタナーサナに戻る

呼吸に合わせてつなげてみよう

慣れてきたら、紹介した2つのポーズをつなげてやってみましょう。ポイントは呼吸に合わせて動くこと!

やり方

1.ターダーサナ(山のポーズ)で背筋を伸ばして立つ

2.息を吐きながら前屈してウッタナーサナへ

3.息を吸いながら半分だけ上体を起こしアルダ・ウッタナーサナへ

4.呼吸に合わせて2~3を繰り返す

5.吐く息でウッタナーサナに戻ってから手を腰に戻し、息を吸いながらゆっくり起き上がる

最後に

いかがでしたか?今回紹介した2つのポーズは太陽礼拝の流れの中の一部ですが、これだけでも体幹を強くして、エネルギーを高めたり、頭を休ませてリラックスしたり、心身のバランスを整える効果が期待できます。立ったままできるので、マットの必用もありません。疲れやストレスを感じた時にはいつでもやってみてください!ヨガを取り入れて身体も心も健康な日々を送りましょう。

ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にフィットネスクラブ、ホットヨガ、ヨガスタジオ、オフィス出張など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと同様にアロマを伝える活動も行なっている。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTTリストラティブヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

ウッターナーサナ
アルダ・ウッターナーサナ