血流改善で理想の体型へ!かぼちゃと玉ねぎの味噌汁【痩せる和風スープ #2】
旬の食材、発酵食品…先人たちの知恵や工夫がたっぷり詰まった「和食」は、私たちを健やかな心身に導き、腸内の環境を改善することでスリムな体形も叶えてくれます。食の欧米化が進んだ現代社会で、今こそ昔ながらの「和ごはん」に立ち返りませんか?一汁一菜でなくてもOK!手軽に日常の食卓に取り入れられる和風スープレシピを、管理栄養士の圓尾和紀さんが連載形式で教えてくれます。
意外と体が冷える夏こそ味噌汁をとりましょう
8月に入り、夏の暑さもピークを迎えています。こう暑いと、ついつい冷たくて口当たりの良いものばかりを食べてしまいがちですが、エアコンの効いた環境にいる時間が長かったりすると逆に体は冷えてしまうもの。胃腸をはじめ、体が冷えると血流が悪くなってさらに食欲がなくなったり、美容にもよくありません。
そんな時は食卓の中に一品でいいので温かいものを取り入れてみましょう。そう、まさにこの連載でお届けしている日本のスープがぴったりですよ。さて、それでは今回も私たちの体を元気に、そして理想の体型に近づくための栄養素をとりいれる簡単レシピをご紹介します。
今回紹介するのは…かぼちゃと玉ねぎの味噌汁
かぼちゃというと、秋や冬をイメージされるかもしれませんが、実は収穫のピークは夏。この時期に育つ野菜なのです。また、糖質を気にされる方もいますが、糖質を避けるためにかぼちゃを食べないのはとってももったいない!かぼちゃは栄養豊富な緑黄色野菜の仲間で、ビタミンや食物繊維がたっぷり含まれています。特にビタミンAの元となるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの体を若々しく保つ抗酸化ビタミン三種がすべて揃っている、まさに綺麗を目指す女性にはぜひ食べてほしい野菜です。
そして一緒に加える玉ねぎは血液をサラサラにして血流を良くしてくれるアリシンという成分が含まれています。かぼちゃに多いビタミンEも血流改善効果が期待できるので、合わせてとることでエアコンなどで悪くなった血流を良くすることにもつながります。何気ない野菜の組み合わせですが、ちょっとした工夫でより美味しい味噌汁をつくることができますよ。
材料(二人分)
・かぼちゃ…150g
・玉ねぎ…1/2コ
・だし…300ml
・味噌…大さじ1と1/2
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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