飲み会で疲れた胃腸を整えむくみ解消!「みぞれ鍋風スープ」【痩せる和風スープ #11】
旬の食材、発酵食品…先人たちの知恵や工夫がたっぷり詰まった「和食」は、私たちを健やかな心身に導き、腸内の環境を改善することでスリムな体形も叶えてくれます。食の欧米化が進んだ現代社会で、今こそ昔ながらの「和ごはん」に立ち返りませんか?一汁一菜でなくてもOK!手軽に日常の食卓に取り入れられる和風スープレシピを、管理栄養士の圓尾和紀さんが連載形式で教えてくれます。
外食が続くこれからは肝臓や胃腸が乱れやすい時期
忘年会にクリスマスと、何かと外食の機会が増える12月。お付き合いだからといってアルコールや揚げ物、塩分の多いおつまみ、〆にご飯や麺類、デザートとついつい食べすぎてしまいがちですよね。翌日になって胃がもたれ、全身むくんだ姿を見て「またやってしまった~!」なんて思う方も多いのではないでしょうか。
摂取しすぎたカロリーに加え、胃腸が乱れることで排泄機能も低下してしまうため、太りやすい身体にもつながります。そうなる前に!飲み会の翌日でも、胃腸を労りながら美味しく身体をメンテナンスしてくれるスープをご紹介します。
冬の食材はメンテナンスにぴったり
春菊や大根にはカリウムが多く、体内に溜まった余分な水分を体外へ排出してくれるため、塩分の多いおつまみやアルコールによるむくみの解消に役立ちます。また、大根に含まれるアミラーゼという消化酵素は消化を助けてくれ、胃もたれや胸焼けの緩和につながります。酵素は熱に弱いので、出来上がりに上からかけるのがポイント。また、大根おろしの汁ごとスープとして摂取することでより効果が期待できます。
材料 (二人分)
・ぶり(刺身用・薄切り)6切れ
・春菊 1/2把
・しめじ 40g
・大根 120g
・水 2カップ
・昆布 4センチ
・塩 ひとつまみ
・淡口醤油(なければ濃口醤油) 小さじ2〜
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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