ダメ男を引き寄せてしまう4つの特徴|臨床心理士が「ダメ男」に捕まらない方法を指南

 ダメ男を引き寄せてしまう4つの特徴|臨床心理士が「ダメ男」に捕まらない方法を指南
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石上友梨
石上友梨
2019-08-05
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ダメ男を引き付ける4つの特徴とは

1.自己肯定感が低い

自己肯定感とは、自らの価値や存在意義を肯定できることです。日本人はもともと自己肯定感が低い人が多いと言われています。ダメな男の面倒をみたり、支えたりすることで、自分の価値や存在意義を感じ、自己肯定感が高まる場合があります。

自分を肯定するために、他人との関係性にばかり目がいってしまうと、ダメ男との関係が切れることで自己肯定感が低くなるので、なかなか関係を切れないかもしれません。そして、次の男性を選ぶ時も、一緒にいることで自分の価値や存在意義を感じられるような相手や関係性を無意識的に選んでしまうかもしれません。

2.自分に自信がない

自信のなさが関係している場合もあります。例えば、「自分の判断や行動が正しいのか分からず不安になりやすい」という方は、ダメ男を引き寄せたり、ダメ男から抜け出せなくなる場合があるかもしれません。

自己心理学という心理学の一分野には自己対象という考え方があります。簡潔に説明すると「不安が強く自信のない人は、自らの進む方向を示して不安を軽減してくれるような人を掛け替えのない存在」として認識しやすくなります。

物事をはっきり決めたり、外敵から自分を守ってくれるような「安全性」を感じさせてくれる場合はとても頼もしく感じます。

しかし、長く一緒にいることで彼がいなくてはダメと自信がさらに低下してしまったり、ひとりになると急に不安定になったりする事や、彼らの示す方向性と自分の意思がずれた場合は良からぬ事態につながる場合もあります。

3. 誰かの役に立ちたい

多くの人がそうだろうと思われるかもしれませんが、中にはこの気持ちが人一倍強い人もいます。それこそ、「役に立つ」というのが喜びでそのためには労力や負担をいとわない方もいらっしゃいます。

例えば、経済力のない男性を支えることで「常に誰かの役に立っている」状態です。第三者が見ると「自己犠牲的」に映ったとしても、自分自身ではなかなか気づけないものです。心のそこに誰かの役に立ちたいと思う気持ちがある場合、経済的だったり、精神的だったり、誰かの役に立つという観点から恋愛対象を選んでいるかもしれません。

支えることは悪いことではありません。お互いに支え合うのが理想の形だと思います。しかし、その比重が極端に傾いている場合は、ダメ男と別れても再びダメ男と付き合う「ダメ男スパイラル」に飲み込まれてしまうこともあります。

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