【痩せる朝ごはん】「納豆」に足すだけでもっと腸がととのう食材とは|管理栄養士が解説

 【痩せる朝ごはん】「納豆」に足すだけでもっと腸がととのう食材とは|管理栄養士が解説

「朝ごはんを変えたい」「腸活を始めたい」と思っていても、何を食べれば良いか迷っていませんか?実は、いつもの納豆にある食材を足すだけで、さらに腸がととのいやすくなるんです。 この記事では、納豆の効果を挙げながら、さらに腸がととのう食材の解説と簡単な取り入れ方をご紹介します。ぜひ毎朝の参考にお読みください。

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納豆は腸活をサポートする食品

はじめに、納豆は腸活のサポートが期待できる食品です。特に注目したいのは「食物繊維」と「納豆菌」の働きです。

納豆には水溶性・不溶性の両方の食物繊維がバランスよく含まれています。腸のぜん動運動を促すことで、便通の改善に役立ちます。また、納豆は大豆に納豆菌を混ぜ、発酵して作られます。納豆菌は生きたまま腸に届き、腸内の善玉菌のエサとなり、その数を増やして活性化の手助けをする働きを持つのです。

加齢や生活習慣の乱れによって腸内は悪玉菌が増えやすくなり、悪玉菌が増えて腸内環境のバランスが悪化すると、さまざまな不調を起こしやすくなる恐れがあります。食物繊維や納豆菌が含まれている納豆を食べることで、腸内環境の改善が期待でき、健康な体づくりをサポートします。

白菜を加えてみよう

AdobeStock白菜は、水分が多くてさっぱりとした味わいが特徴ですが、実は腸をととのえるのにぴったりの野菜であり、納豆との組み合わせも良いです。納豆を食べるのであれば、そこに白菜をプラスしてみましょう。

白菜に含まれる栄養素の中で、代表的なものが食物繊維です。白菜は特に不溶性食物繊維が豊富で、腸の中の老廃物や有害物質を掃除して便とともに排出します。納豆に含まれている食物繊維との組み合わせで、より腸をととのえるようにサポートしてくれるでしょう。

納豆にはごく僅かしか含まれていないビタミンCも白菜には多いため、組み合わせることでよりバランスの良い食事になります。「納豆×白菜」は高たんぱく質でありながら低カロリーのため、ダイエット中の朝ごはんにも向いています。

納豆×白菜の取り入れ方

忙しい朝でも手軽に取り入れられる「納豆×白菜」の組み合わせとしておすすめなのが「白菜の浅漬け+納豆」です。

前日の夜に、ざく切りにした白菜を塩で軽く揉んで浅漬けにしておけば、翌朝はそのまま納豆に混ぜるだけで取り入れられます。シャキシャキ食感と納豆のねばりがクセになる一品です。市販の白菜キムチを入れてもOKです。キムチは乳酸菌が含まれている発酵食品なので納豆との相性も良いです。手軽に続けられる方法なので、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。

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まとめ

納豆は食物繊維と納豆菌の働きで、腸内環境を整えるパワーを持っています。そこに白菜をプラスすることで、さらなる腸活のサポートが期待できます。

腸活やダイエット中の朝ごはんで悩んでいる人は、まずはこの簡単な組み合わせからスタートしてみてください。今回の記事を参考に、おいしく楽しく腸活をしていきましょう。

 

参考:

「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」-文部科学省

上西一弘「栄養素の通になる 第5版」-女子栄養大学出版部

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