巻き肩で二の腕が太く見える?埋もれた肩甲骨を掘り起こす簡単エクササイズ

巻き肩で二の腕が太く見える?埋もれた肩甲骨を掘り起こす簡単エクササイズ
photo by AdobeStock
須藤玲子
須藤玲子
2026-09-02

「二の腕を鍛えているのに、なぜかすっきり見えない」「背中から腕がもたついて見える」そんな人は、肩甲骨が埋もれた巻き肩の姿勢が影響しているかもしれません。そこで今回は、二の腕だけでなく肩甲骨まわりにも効果が期待できる、肩甲骨と腕を連動させ上半身をすっきりした印象へ導く、簡単なエクササイズをご紹介します。

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二の腕まで太く見える?肩甲骨が埋もれるデメリット

肩甲骨が埋もれた状態とは、猫背や巻き肩などによって肩甲骨まわりの動きが少なくなり、その輪郭が目立ちにくくなった状態のこと。肩甲骨が見えにくくなると、上半身の見た目に次のような影響が現れることがあります。

● 背中が大きく見える

肩甲骨が埋もれた状態になると、背中の立体感が失われて平坦になり、もったりした印象に。体重が変わらなくても、背中だけ大きく見えてしまうことがあります。

● 二の腕の丸みが強調される

肩甲骨が埋もれ、巻き肩の姿勢がクセになると、腕も内側へねじれた状態が続くようになります。そのため、二の腕の外側の丸みが目立ち、実際の太さ以上にボリュームがあるように見えてしまうことも。

● 上半身全体がもたついて見える

背中や腕だけでなく肩のラインにも影響が現れます。肩から二の腕へ続くラインが丸くなり、境目も曖昧に。その結果、上半身全体がもたついて見え、たくましい印象に見えてしまうこともあります。

肩甲骨のラインを取り戻す鍵は「腕」との連動

肩甲骨は、腕と連動しながらさまざまな方向へ動かすことができます。

外転・内転:肩甲骨を背骨から離して左右へ開く・背骨側へ寄せる
挙上・下制:
肩をすくめるように肩甲骨を引き上げる・肩を下すように肩甲骨を引き下げる
上方回旋・下方回旋:
腕の上げ下げに合わせ、肩甲骨を外上方・内下方へ回転させる

ですので、肩甲骨の美しいラインを取り戻すには、ただ肩を開き、肩甲骨を強く寄せ続ければよいわけではありません。大切なのは、一方向に固定しないこと。腕と連動させながらさまざまな方向に動かし、肩甲骨から肩や腕までの大きな動きにつなげることです。

背中から二の腕まですっきり!埋もれた肩甲骨を掘り起こす簡単エクササイズ

埋もれた肩甲骨を元の位置へ戻し、背中から二の腕まで上半身全体をすっきりさせるエクササイズです。あぐら正座はもちろん、椅子に座ってもOK!立ったままでもできるのでどこでも手軽に取り入れられますよ。

<やり方>

1)あぐら正座、椅子など、楽な姿勢で座る。

2)肘を90度に曲げ、息を吐きながら胸の前で両肘を寄せて肩甲骨を左右へ開く。

あぐらで座り、腕を90度に曲げて胸の前で両肘から手のひらを寄せ合い、肩甲骨を左右へ開いた体勢
Photo by Reiko Sudo

3)息を吸いながら、腕を肩の高さに保ち、両腕を左右へ開き、手のひらを正面に向ける。腕を広げる時、肩甲骨を背骨側へ寄せるイメージで。

あぐらで座り、肘を90度に曲げて上腕を肩の高さに保ち、手のひらを正面に向けて肩甲骨を寄せた体勢
Photo by Reiko Sudo

4)息を吐きながら、肘の角度と上腕の高さを保ったまま、肩甲骨から腕を動かすように肩や腕を内側に回転させ、指先は下へ向ける。

正座で座り、肘を90度に曲げて腕を肩の高さに保ったまま、内側に回転させて指先を下へ向けた体勢
Photo by Reiko Sudo

5)息を吸いながら手のひらを正面に戻し、息を吐きながら1)の姿勢に戻る。呼吸と共に、一連の動きを10回ほど繰り返す。

このエクササイズを行う際、お腹を軽く引き込み、姿勢を整えて行うと効果的です。腰が反らないように注意しましょう。また、肩甲骨の動きに目を向けながら、一つひとつひとつの動作を丁寧に行うことが大切なポイントです。首や肩に詰まりを感じる場合は、肘の位置を下げる、動きを小さくするなど、無理のない範囲に調整してOKです。

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あぐらで座り、腕を90度に曲げて胸の前で両肘から手のひらを寄せ合い、肩甲骨を左右へ開いた体勢
あぐらで座り、肘を90度に曲げて上腕を肩の高さに保ち、手のひらを正面に向けて肩甲骨を寄せた体勢
正座で座り、肘を90度に曲げて腕を肩の高さに保ったまま、内側に回転させて指先を下へ向けた体勢