【寝指が気になるなら試してほしい】足の小指と薬指を無理なく働かせるために役立つイメージ術

【寝指が気になるなら試してほしい】足の小指と薬指を無理なく働かせるために役立つイメージ術
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無意識の習慣的な動作は体を必要以上に力ませ、様々な不調を引き起こすことがあります。そんな無意識の動作と体の不調の関係性を探求しているアレクサンダーテクニークの実践者が、体に起こる様々な問題を解剖学的な視点を交えて考察し、考え方を変えるだけで有効な対策を提案します。74回目のテーマは「寝指(ねゆび)」です。

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寝指(ねゆび)とは?

寝指とは足の小指や薬指が捻じれて内側を向き、爪が外側に向いている状態を指します。寝指自体が大きな痛みを伴うことは少ないですが、小指の付け根の骨が外側に出っ張る内反小趾や魚の目・タコなどにつながって痛みになることがあるようです。

また、寝指になると小指や薬指がうまく働かないため、重心が足の外側や内側に偏ります。本来なら足裏全体で支えるはずの体重が一部に集中し、全身のバランスが崩れるることに。全身のバランスの崩れは体の各所に様々な影響を与えます。足のトラブルだけに留まらず、骨盤の歪みや肩凝りといった問題も、寝指が遠因となっているのかもしれません。

寝指の原因

このように足の小指や薬指がうまく働かなくなる原因には様々な要素がありますが、ひとつには靴が足に合っていないことなどから、歩き方や立ち姿勢において小指や薬指が仕事を忘れてしまうようなクセがついてしまったためと考えられます。細くて窮屈な靴でつま先が締めつけられていたり、大き過ぎる靴の中で足が滑ってつま先が圧迫されていたりすれば、全ての指の先まで力が届かなくなるのは当然のこと。代わりに習慣的に力を入れやすい足の外側や指の付け根などを必要以上に使うことになり、内反小趾や魚の目・タコといった症状になりやすくなるのです。

日頃の歩き方や立ち姿勢を見直し、足裏を鍛えたり、足の骨の歪みを整えたりするエクササイズを通して、寝指の解消や予防に努めることが推奨されます。それに加えて、小指や薬指に忘れていた仕事を思い出させられれば、より効果的でしょう。

足の指に仕事を思い出させるイメージ術

歩き方を見直すにせよ、足裏のアーチを鍛えるにせよ、無理に小指と薬指を使おうとすると予期せぬ部分にまで余計な力が入り、本来の働き方をしてくれないことがあります。必要なときに必要な分だけ働いてもらうには、力で何とかしようとするより、次のような思考に頼った方法が有効です。

1. 足の構造を確認する
まずは次のイラストで足の骨の形を確認して、足の構造に関する認識をアップデートします。

足の構造
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足の甲の一部とかかとを形作る骨群として、7個の骨から成る足根骨という部分があり、そこから各指の骨が付いています。
このように密集したところから複数の長い骨が伸びるような形状をしているので、指の動きの種類の一つとして、扇が開いたり閉じたりするような動作があります。どのようなときに扇の動作になるのかというと、背屈(足の指を反らせること)をすると扇が開き、背屈をやめると扇が閉じます。

2.「足の指は扇のように開く」と思う

「足の指は扇のように開く」と思う
イラストAC

足の小指と薬指を積極的に働かせるには、1を踏まえて「足の指は扇のように開くものなんだ」と思ってみてください。
例えば歩くときに後ろ足で蹴り出して、足の指の付け根を大きく背屈させる瞬間があります。このときに、足の指全体が扇状に広がるイメージをします。

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「足の指は扇のように開く」と思う