【女性の3人に1人が足の指を使えていない!?】姿勢不良や冷えの原因になるカチコチ足指をほぐす方法
みなさんは足指の可動域を気にしたことはありますか? 「現代人は足の指を使えていない人が多い」と言われています。身体の先端である足指が使えていないと、根本的な身体の不調の原因になることも。1分でできる簡単足指ストレッチを紹介します。
女性の3人に1人は足指が地面から浮いている!?
みなさんは足の指をきちんと使って歩けていますか? 実は、日本人の女性の3人に1人は足指がきちんと使えていないと言われています。真っすぐな姿勢で立った時に、足の指が地面から浮いてしまっていたり、小指まできちんと使えていなかったりするのです。
足指が使えていない原因
・高いヒールを履き続けていて重心のかけ方に悪い癖がついている
・立ち姿や歩き方などの日々の習慣
・運動不足
以上のようなことが原因で筋肉量が低下し、足指まで使えていない状況を作り出しているのです。
足指が使えていないことで起こりうる不調
・慢性的な腰痛
・慢性的な肩こり
・膝痛
足の指をしっかり使えていると足裏全体で蹴り出すことができるため、踏ん張る力や蹴り出す力を身体全体に伝えることができます。そのため、日々の暮らしにおいても身体のバランスがとりやすくなります。まずは足指を使う意識から始めていきましょう。
足指を動かすことで得られる効果
足裏の反射区の中でも、足指付近にはリンパ腺や目、耳のツボが集まっています。そのため、足の指を動かすことで、血行やリンパの流れがスムーズになります。また、エアコンが効いた室内で過ごすことが多い人や冷たい飲み物を飲む機会が多い人は、身体が冷えていることが多いですが、そんな冷えや運動不足から来るむくみの解消にも、足指を動かすことが効果的だと考えられます。指が地面をしっかりつかめるようになると、背筋が伸びて姿勢も良くなるため、立ち方も変わってきます。
1日1回続けるだけ「かかとあげ」
立ったままでもしゃがんだ状態でもOK。自分の体重を使って刺激を与えましょう。バランスが崩れやすいので、転倒には注意してください。
1、まっすぐ立ち両手を腰にあて、ゆっくりと腰を下ろしてしゃがみます。
2、両手を床に付き、指先を立てます。身体を足裏と手の指先で支えましょう。
3、ゆっくりとかかとを上げてつま先立ちになります。すべての足の指が床に触れていることを確認しましょう。
4、ひとつ深呼吸をして、吐きながらゆっくりとかかとを下ろします。
さらに簡単!足指ストレッチはこちら
1、四つん這いになります。床についた手は、手のひらを大きく開きましょう。
2、つま先を立てて、かかとを引き上げます。
3、足指の付け根でマットをとらえてかかとを左右に揺らし、足指の付け根をほぐしていきましょう。
詳しい内容は、こちらの動画でも確認いただけます
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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