足裏を鍛えることで得られる驚きの変化とは?【たった30秒】脚の疲れがごっそり取れる足指エクサ
立ちっぱなしの時間が長かった日やいつもよりたくさん歩いた日はふくらはぎやスネが疲れてしまいますよね。疲れた部分をほぐすのも良いですが、疲れやすい状態を根本的に見直してみませんか?
足裏にある大切な3つのアーチ
立ちっぱなしや長時間の移動で膝から下が疲れてしまうことは誰しもがあると思いますが、もしかしたら、足裏の筋肉の衰えによりふくらはぎやスネに過剰に負担がかかっているかもしれません。
足の裏には大切なアーチがあります。カカトから親指のつけ根までの内側縦アーチ、カカトから小指のつけ根までの外側縦アーチ、親指のつけ根の下にある母指球から小指のつけ根の下にある小指球までの横アーチです。この3つの足裏のアーチが足にかかる衝撃を分散・吸収し、身体全体のバランスを取るのに大きく貢献しています。逆に、足裏アーチが崩れると以下のようなリスクがあります。
● 足指を正しく使いにくくなる
● バランス力が低下する
● 重心が不安定になる
● 姿勢が悪くなる
● 疲れやすくなる
足裏がうまく使えるようになると、ふくらはぎやスネの負担が減りますが、逆にうまく使えていないとその影響は膝から下だけでは済みません。その上の太もも・骨盤・腰・背中と積み上がり、全身に影響を及ぼしかねないのです。
足指を動かした方が良い理由
足裏のアーチをつくるには足底の筋力を上げるのが効果的で、そのためには足指をしっかりと動かす必要があります。親指と小指を開くことで母指外転筋・小指外転筋が働き、虫様筋・長趾屈筋・足底方形筋が連動します。すると、3つのアーチがしっかりとできてきます。
普段、手のように頻繁に動かすことのない足の指を意識して動かすことで足裏の筋肉を鍛えてアーチを作り、全身の土台をしっかり整えましょう。また、普段動かしていない部分を動かすことで神経も活性化され、脳にも良い影響を与えてくれますよ。
脚の疲れがすっきり取れる!足指エクサ
<やり方>
1)床に座って右膝を立てたら、右足のつま先を床から浮かせる。足の親指だけ床におろし、左手で固定する。右手で足の小指を持ち、横に引っ張りながら床におろす
2)小指が動くようになったら、右手でサポートせずに足の力だけで小指を床におろす
3)最後に左手のサポートも外して、親指を床に固定したまま小指を親指から遠くに着地させる
4)片足30秒ほど動かして、左足も同様に行う
最初はなかなか足の指が動かない人も、手でサポートしながら動かそうとすることで徐々に動くようになっていきます。まずは、3)までできるように繰り返し練習しましょう。手でサポートせずにできるようになったら、3)だけを繰り返し行ってください。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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