【普通に過ごしているだけで疲れる…】肩こりから脚の疲れまで流れで解消|コンディショニングヨガ
仕事や家事、育児、運転中など…日常生活のあらゆる場面で気がつかないうちに肩が緊張していたり、身体が強張ったりしていることがあります。そんな風に溜め込んだ疲れを、一日の終わりにドッと感じることはありませんか? 今回は一日の疲れをリセットできる、流れで全身がほぐれるヨガポーズをご紹介します。
日常生活をしているだけで疲れるのはどうして?
特に激しい運動をしているわけでもないのに、普段の生活で疲れる、という人、その原因は「姿勢」にあるかもしれません。
スマホの操作やデスクワークが多いと首が前に出たり背中が丸まってしまうし、運転中や家事をしているときは肩が内側に入り肩甲骨が開きっぱなしになっていることがあります。そのような姿勢を続けていると、首や肩、背中が過剰に緊張して血流が悪くなり、肩こりや姿勢崩れが起きてしまうのです。
姿勢が悪く背骨周りのバランスが崩れると、身体のゆがみや筋肉のこわばりに繋がり、首や肩といった上半身だけではなく、下半身の疲労やむくみ、冷えに繋がることも…。疲労を溜めこまないためにも、「姿勢を整える」ことを常に意識しましょう。
毎日のケアで疲れにくいカラダへ
ガチガチにこわばった身体をほぐすと、徐々に軸が整い、正しい姿勢をキープできるようになります。自分の姿勢のクセを知り、意識的に修正できるようになれば身体の負担も軽減。まずは今回紹介する2つのポーズを毎日の習慣にし、疲れにくい身体を手に入れましょう!
疲れない身体に!コンディショニングヨガ
開きっぱなしの肩甲骨やを引き締め、固まりやすいお尻~股関節などの下半身を動かすことで、身体を正しい姿勢に戻します。
上半身:半分のピラミッドのポーズ
1.真っ直ぐ立ち右足を一歩後ろに引く。
2.両手は背中に回して腕同士をつかむ。できる人は手のひら同士を合わせる。
3.息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら股関節から身体を曲げ、上半身と床を平行になるまで倒す。
4.5呼吸キープし、反対側も同様におこなう
ポイント:内ももを寄せ合うことを意識しながら、両足の親指に力を入れると身体が安定して、下半身のストレッチが深まります。また、肩を開く(肩甲骨を寄せる)イメージでキープすると、姿勢改善にもつながり肩回りがすっきりします。
下半身:ロックベイビーのポーズ
1.あぐらで座り、片脚を持ち上げる。
2.持ち上げた足を両腕で横から抱え込む。難しい場合は、ふくらはぎを両手で下から抱えてもOK。
3.呼吸に合わせて足を自分の方に引き寄せたり、左右に揺すったりしてお尻周りをゆるめる。
ポイント:デスクワークや長時間の立ち仕事でこり固まった骨盤周りやお尻をほぐす効果があります。お風呂上がりに行うと筋肉が緩みやすく、疲労回復や全身の血行促進にもつながります。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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