肩こり、首こり、体のだるさを緩和する「巻き肩改善ストレッチ」【巻き肩チェックリスト付き】
なかなかよくならない肩こり、首こり、だるさ……。その原因は「巻き肩」にあるかもしれません。簡単にできて気持ちいい、巻き肩改善ストレッチを3つご紹介します。
「巻き肩」になると不調が起こりやすい
巻き肩とは、肩が本来の位置よりも前にあって内側に巻いた状態のこと。本来、あるべき位置からずれているために筋肉が緊張し、血行不良が起こり、肩こりや首こりの原因となってしまうのです。また、巻き肩になると、背中も丸まって猫背の状態に。体の前面が縮まることで呼吸も浅くなってしまいます。
あなたは大丈夫!?巻き肩チェック
- まっすぐ立って横から体を見たとき、肩が耳よりも前に出ている。(鏡や写真でチェックしてみましょう)
- 仰向けになったときに、肩が床から浮いている。
- 横向きで寝る習慣がある。
下記に当てはまったら巻き肩予備軍です。
- デスクワークをしている。
- スマートフォンやパソコンをよく使う。
- 運動をしていない。
巻き肩改善ストレッチをするとこんなメリットが
- 首こりや肩こりの改善
- 頭痛解消
- 目の疲が解消
- 睡眠の質があがる
- 姿勢改善
- 呼吸が深まり、リラックスできる
四つ這いで行う「巻き肩改善ストレッチ」
だるさをリリースする前腕ほぐし
1、四つん這いになります。手首を返して両手の指先を自分の方に向けましょう
2、徐々にお尻を後ろにひいて、腕の伸びを感じましょう
【ポイント】
・痛気持ち感覚のところで行いましょう。腕が伸びているな、と思ったところで10秒ほどキープ。
・お尻を後ろにひいた時に、手の平が床から浮かないようにしてください。
姿勢改善に効果のある腕ねじり
1、立った状態or膝立ちの状態になり、両腕は体の横に添えます。(腕が床につかなければOK)
2、そのまま腕をねじります。まずは手の平が前が向くように。
3、今度は手の平が外側に向くようにねじります。何度か繰り返しましょう
【ポイント】
・腕ではなく肩からねじり、指先から肩までを意識しましょう。
・背中は丸まらないようにまっすぐ伸ばして行ってください。
背中と肩甲骨をほぐすポーズ
1、四つん這いになります。息を吸いながら両手を前に歩かせて、背中を伸ばしましょう。
2、息を吐きながらお尻を上に持ち上げ、胸を床に近づけます。
3、姿勢をキープしたまま3呼吸しましょう。腕や脇の下の伸びを感じてください。
【ポイント】
・起き上がる時は、両手を体に近づけ、腰に気をつけながらゆっくりと起き上がりましょう。
AUTHOR
Remi
医療施設の顔ヨガのクラス、瞑想アプリの制作・ナレーション、企業向け講座、メディア出演など多岐に渡り活動中。 ヨガに関する資格を多数保有、丁寧なガイドとポーズ調整で、10代から90代までの幅広い世代に、心身のリフレッシュの時間と変化を届けている。 また、自身が過去に心身の不調を感じた経験から、ヨガ以外にも健康のための食事指導や睡眠改善指導、日常に取り入れられるように、生活習慣を共に見直すことを目標に活動をしている。
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