巻き肩解消には腕の力こぶ部分をほぐすのが正解!細見えが叶う、肩を前に引っ張る「腕の筋膜ほぐし」
肩が前に入ってしまう「巻き肩」は、姿勢が悪く見えるだけではなく、二の腕のぜい肉がつきやすくなったり、モッコリ肩で太って見えたりと痩せ見えを阻む大敵です!実は腕をほぐすだけで巻き肩がスッと戻るかもしれません?!
巻き肩は太る&太って見える?!
姿勢を良くした方がいいのはわかっているけど、ついつい・・・という方。姿勢が悪いことで引き起こされるデメリットをご存じですか?特に肩が前に入って猫背のようになっている姿勢=巻き肩は、単に姿勢が悪いにとどまらず、太って見える原因に!引いては本当に太ってしまう原因にもなりかねません!巻き肩により引き起こされる可能性のある太見えとは・・・
1.肩が前に入ることで「肩にガッチリ」筋肉がついて盛り上がっているように見える
2.肩が前に巻かれて、背中が丸まることで「お相撲さんのような大きな背中」に見え、体のシルエット全体が丸い印象になる
3.肩が前に入り顔の位置も前にずれるため、「面長(顔が大きく)」に見える
さらに、自信がなさそうに見える、暗い性格そうに見られるなど、体型だけでなく性格面でもネガティブだらけ!姿勢一つであなたの印象が大きく変わるのです。
巻き肩は腕からも解消できる?!
現代の生活習慣から、肩が前に巻いてしまう姿勢はどうしても避けきれないのも事実・・・。だからこそ日々のケアでリセットしていくことが大切です。巻き肩解消には、胸の前肩周りのほぐしが効果的といわれていますが、実は腕の前側=力こぶの部分をほぐすことで姿勢が整う方も多くいらっしゃいます。
その原因は、腕の前側の筋肉のつき方。力こぶを作る筋肉は、上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)と呼ばれ、肩の前側から肘を越えて前腕の骨までつながっています。この筋肉の起止と呼ばれる筋肉のスタート地点が2つあり、その1つは腕の前から肩をぐるっと回りこみ、背中側の肩甲骨についています。そのため、この筋肉が硬くなったり縮まった状態になってしまうと肩を前に丸めてしまう方向に作用してしまうことがあります。
縮こまっている腕の前側をほぐそう!
巻き肩になっている原因は、肩周りの筋肉、背中、胸の前と複数考えられますが、携帯操作やパソコン仕事など、肘を長時間曲げた状態で日常を過ごしている方は腕の前のほぐしが効果的。
早速筋膜リリースローラーを使ってほぐしていきましょう!
1.正座になりローラーを右斜め前に縦向きに置く
2.手のひらを下向きにして力こぶの部分をローラーの上に置く
3.体を横に動かして肘から肩までの筋肉をほぐす
4.さらに手のひらを上に向けたり下に向けたりねじりながらほぐすと、腕全体がほぐせる
右側のほぐし終わったら、体を起こして肩を回したり上げ下げして、肩回りがほぐれているかチェックしてみましょう。
効果を感じた方の中には、肩の高さが変わったり腕の長さが変わることもあります。どんな変化が起こるかも楽しんでみてくださいね!
▼動画でも詳しくチェックしてみて
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く