【きつい運動なし】座ったまま猫背・巻き肩を克服!硬くなった前面の筋肉をほぐす「タオルワーク」

 【きつい運動なし】座ったまま猫背・巻き肩を克服!硬くなった前面の筋肉をほぐす「タオルワーク」
AdobeStock

この連載では、体が硬い人、忙しくて時間がない人にこそおすすめしたい、座ったままや寝たままできるお悩み解消ワークをご紹介。簡単・時短だから習慣にしやすく、ボディコンプレックスの解消から姿勢改善、不調の緩和まで女性の悩みに応えるワークを鈴木伸枝先生がレクチャーします。

広告

ながらはNG。アプローチする部位に意識を向けて変化を感じて

「激しい運動をしないと体は変わらないと思いがちですが、実は座ったままや寝たままできるちょっとした動作、マッサージで不調が改善したり、体のラインに変化が表れたりするものです。効果を認識するには、なんとなく行うのではなく、アプローチする部分に意識を向けて頭で変化を感じ取ることが大事。隙間時間に一日数回、毎日行い、ワークの前後でどのように体が変化したかをチェックし、体に意識を向ける習慣をつけましょう」(鈴木伸枝先生)

体の前側の筋肉を気持ち良くリリースし、スッと伸びる背中に

「体の構造上、人は目が前についているので日常動作を体の前側で行うため、どうしても背中は丸まり肩が前に出やすくなります。その姿勢が続くと体の前側にある腹筋群と大胸筋が収縮して硬くなり、悪い姿勢が体にインプットされてしまいます。このワークでは、胸を開く動作で猫背、巻き肩を改善し、硬くなった前面の筋肉をストレッチ。パソコン作業中は前かがみになりやすいので、テレワークの合間にも取り入れてみましょう」(鈴木伸枝先生)

タオルを使って胸を開くワーク

目的と効果:胸を開く動きで縮こまった腹斜筋、腹直筋、大胸筋をストレッチし、体の前側を伸ばして猫背・巻き肩を改善。

1.椅子に座って目を閉じる。息を吸う・吐くを繰り返し、呼吸のしやすさを観察。ワーク後も行い変化をチェック。

1.png

2.椅子に浅く座り、丸めたタオルの両端を持つ。吸う息で両腕を持ち上げて胸を開く。目線は天井。30秒キープ。

2.png

3.吐く息で肩甲骨を寄せながら、両肘を曲げて肘を体側に沿って下ろす→上げるを5回繰り返す。目線は天井。

3.png

〈プロフィール〉

プロフィール

鈴木伸枝先生
ヨガ・瞑想指導者。「自分を生かすYOGA」をモットーに、誰でも簡単に取り入れられるメソッドを指導。現在は奈良を拠点とし、全国各地でクラスやワークショップ、イベントを開催。平日は毎朝instagram(@ nobue.style)からヨガクラスをライブ配信中。

広告

取材・文/北林あい
撮影/山田健司

AUTHOR

ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

1.png
2.png
3.png
プロフィール