【運動なし!寝て伸ばすだけ】肩まわりがじんわりほぐれる、タオルを使った「胸筋群リリース」

 【運動なし!寝て伸ばすだけ】肩まわりがじんわりほぐれる、タオルを使った「胸筋群リリース」
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この連載では、体が硬い人、忙しくて時間がない人にこそおすすめしたい、座ったままや寝たままできるお悩み解消ワークをご紹介。簡単・時短だから習慣にしやすく、ボディコンプレックスの解消から姿勢改善、不調の緩和まで女性の悩みに応えるワークを鈴木伸枝先生がレクチャーします。

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ながらはNG。アプローチする部位に意識を向けて変化を感じて

「激しい運動をしないと体は変わらないと思いがちですが、実は座ったままや寝たままできるちょっとした動作、マッサージで不調が改善したり、体のラインに変化が表れたりするものです。効果を認識するには、なんとなく行うのではなく、アプローチする部分に意識を向けて頭で変化を感じ取ることが大事。隙間時間に一日数回、毎日行い、ワークの前後でどのように体が変化したかをチェックし、体に意識を向ける習慣をつけましょう」(鈴木伸枝先生)

スマホのやりすぎでガチガチになった胸筋群をリリース

「猫背になり首が前に出た姿勢でスマホ操作やパソコン作業を続けていると、胸まわりの筋肉の収縮に伴い、肩から首の後ろにかけて広がる僧帽筋が硬くなり、肩が凝りやすくなります。また、エネルギーは使っている部分に集中するため、脳が忙しく働いているときはエネルギーが上昇し肩まわりが重くなります。そんなときは静かに目を閉じて、自分の呼吸音に耳を傾けながらこのワークを行って。今ここに意識を向けて思考が鎮まると、筋肉の緊張がゆるんでいきます」(鈴木伸枝先生)

胸筋
イラストAC

胸筋群のタオルストレッチ

目的と効果:胸を開いて巻き肩を改善。前傾姿勢により硬くなった胸筋群の緊張を手放すことで、肩凝りの原因となる僧帽筋を緩める。

1.仰向けになり目を閉じる。背中の筋肉の緊張、呼吸の入り方、床に背中がどのくらい接地しているかを観察。ワーク後も行い変化をチェック。

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2.仰向けのまま、肩甲骨の一番下の部分に丸めたタオルをセット。胸を開き、両腕を肩の先に伸ばす。目を閉じて呼吸を続け、吐く息で脱力を深める。5~10分。

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軽減

脚を伸ばすと腰に負担がかかる場合は、両膝を曲げて行って。

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教えてくれたのは…鈴木伸枝先生

プロフィール

ヨガ・瞑想指導者。「自分を生かすYOGA」をモットーに、誰でも簡単に取り入れられるメソッドを指導。現在は奈良を拠点とし、全国各地でクラスやワークショップ、イベントを開催。平日は毎朝instagram(@ nobue.style)からヨガクラスをライブ配信中。

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取材・文/北林あい
撮影/山田健司

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ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



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