【セルフチェック付き】巻き肩リスク「肩こり、目の疲れ、垂れ胸」にまとめて効く巻き肩改善ストレッチ
デスクワークをしている人のほとんどが、知らず知らずに 巻き肩になっています。巻き肩は姿勢が悪くなるだけでなく、肩や目の疲れ、バストダウンなど、さまざまなデメリットを身体にもたらします。
巻き肩とはどんな状態?
「巻き肩」は、肩が本来の位置よりも前方に位置し、内側に巻いたように見える状態です。「猫背」と混同されることがありますが、巻き肩は肩が丸まった状態で、猫背は背中全体が前方へと丸まった状態です。巻き肩になると、筋肉の張りや硬直、血管の圧迫による血行不良といった症状が起こり、放っておくとさまざまな悪影響を身体に及ぼします。
巻き肩によって起こる不調
・肩こりを感じやすくなる
・目が疲れやすくなる
・呼吸が浅くなる
・睡眠の質が低下する
・代謝が低下する
・バストを引き上げる力が弱まり、胸が垂れる
巻き肩セルフチェック!
・力を抜いた状態でまっすぐ立ったとき、両ひじが外側を向いている
・自分の姿を横から鏡で見たときに、肩が前に出ているように見える
・まっすぐ立っているつもりでも背中が丸まっている
・腕を上げたとき、二の腕の内側が耳に付かない
・横向きで寝る方が楽に感じる
・日常的に呼吸が浅いと感じる
当てはまる項目が多い場合は、巻き肩の可能性が高いと言えます。さっそく改善していきましょう。
巻き肩改善ストレッチ&ヨガ
1.楽な姿勢で床に座り、片手の指先を肩に当てる。ひじを外側に回し、ゆっくり円を5回描く。
2.背中を軽く丸めて、1よりもさらに大きくひじを回す。ゆっくり5回行う。
3.ひじをさらに大きく回す。ひじが前方を通る時に背中を軽く丸め、後方を通る時に胸を開き、動きを大きくする。5回行い、手を替えて反対側も同様に行う。
4.うつ伏せになり額を床につけ、脚を腰幅に開く。左手を額と床の間に差し込む。右膝を曲げ、右手で右足のつま先をつかむ。右膝を後ろに押し出し、それに引っ張られるイメージで腕を後方へ引く。深い呼吸で30秒キープし、反対側も行う。
5.うつ伏せで額を床につけたまま両膝を曲げ、両手でつま先をつかむ。膝を後ろに押し出し、それに引っ張られるイメージで腕を後方へ引く。深い呼吸で30秒キープ。
6.うつ伏せで脚を腰幅に開く。肩の真下に両手をつき、ひじと脇をしめ、ひじはやや後ろに引き肩を下ろす。床を押して上半身を起こし、胸を開いて斜め上を見上げる。深い呼吸で30秒キープする。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く