【伸ばすだけでバストアップが叶う】垂れ乳と猫背を同時に改善!胸の深層筋「小胸筋」ほぐし
薄着の季節がやってきました。ふと上着を脱いだ時にデコルテやバストの張りがなくなってきたな、と思ったことはありませんか? 夏に向けてスタイル良く服を着こなすための、バストアップストレッチをご紹介します。続けるうちに猫背も改善されますよ。
バストが垂れるのはどうして?
バストアップの鍵は小胸筋
胸の筋肉というと「大胸筋」を思い浮かべる人もいると思いますが、実はその奥に「小胸筋」というインナーマッスルがあります。小胸筋は肋骨と肩甲骨をつないでいるもので、別名「天然のブラジャー」とも言われています。
小胸筋が硬いとバストが下がる
小胸筋が硬くなると、肩が前に引っ張られるため猫背になりやすく、胸を引き上げる筋力も下がるのでバストトップの位置も下がってしまいます。そうならないためには小胸筋のストレッチやマッサージをして、刺激することが効果的です。
小胸筋が硬くなりやすい動作
人間の体は動かないでいると血行が悪くなり、常に縮んでいる筋肉はすぐに硬くなります。デスクワーク時の姿勢のような、肩を内側に丸める姿勢を長く続けることで小胸筋も固まりやすくなります。
さらに女性はバストがあるので、小胸筋は前方・下方向に引っ張られている時間が長いです。男性に比べると女性の方が肩こりが多いのもこういったことが原因だと考えられます。他にも、日常生活の以下のような行動は、小胸筋が硬くなりやすいので注意が必要です。
・長時間スマホを見る、使い続ける
・長時間の運転をする
・子どもを抱っこする機会が多い
・寝る時の姿勢がいつも同じ方向を向いている
小胸筋が硬くなると呼吸が浅くなります。深い呼吸が上手くできないと十分な酸素を取り込めないため、全身の代謝が低下します。そうなると、体調不良や痩せにくい体にもつながります。
小胸筋をほぐすバストアップストレッチ
小胸筋がほぐれると、自然と胸を張ることができます。巻き肩が改善することでバストアップにもなり、血行が良くなることでデコルテラインのむくみも取れてスッキリとした胸元になります。首こりや肩こりの解消にもつながるのでぜひお試しください。
(1) 四つ這いになって、腕を肩幅よりも大きく広げ、肩より前に出します。
(2) 右ひじを曲げ、左肩の前側を下げ床に近づけます。左右を入れ替えて5〜10回ほど行います。ゆっくりとしたペースで動いていきましょう。
※肩は床につけなくても大丈夫です。肩の前側や脇の付近が気持ちよく伸びる範囲で行いましょう。
詳しい動きはこちらの動画からも確認できます。
AUTHOR
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。
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