上半身の重だるさやコリ感をスッキリ解消!ねじり&体側伸ばしの一石二鳥ストレッチ
座り時間が長いと疲れがたまる上半身。腰の重だるさや縮こまった感じを解消する、ねじりと体側伸ばしが同時にできる一石二鳥ストレッチで、スッキリさせてみませんか?
上半身をねじる効果
座りっぱなしや運動不足が続いて背中がバキバキ…そんな経験はありませんか?上半身をねじる=背骨をねじる動きで、硬くなった背中の筋肉がすこしずつほぐれていきます。背中が硬くなったり、背骨の動きがスムーズにできない状態が続くと、腰痛の原因にもなってしまいます。
その他にも、背骨周辺を通る自律神経の働きを活性化して交感神経と副交感神経のバランスを整える、内蔵をやさしく刺激して機能を活性化、老廃物の排出を促す効果なども期待できます。
体側を伸ばす効果
座った体側ストレッチでは脇腹から脇の下にかけての部分を伸ばすことができ、それによって次の効果が期待できます。
● お腹、腰まわりが引き締まる
● 肋骨間の筋肉が伸び、呼吸を深めることができる
● 肩こりの予防や緩和(脇の下にある前鋸筋という筋肉が硬くなると、肩がこりやすくなります)
● 猫背など、崩れた姿勢の改善
ねじりと体側伸ばしを組み合わせて、縮んで凝り固まった上半身をスッキリさせましょう!
ねじり&体側伸ばしの一石二鳥ストレッチ
<やり方>
1)あぐらをかいて座る。あぐらが苦手な人はクッションや座布団の上に座る
2)息を吸いながら両腕を頭上に高く伸ばし、吐きながら右側へ胴体をねじる。左手を右膝の上に右手を後ろにつき、そのまま5呼吸前後ホールド。
3)左手を右膝に置いたまま、息を吸いながら右腕を頭上にまっすぐ伸ばし、吐きながら右腕を左斜め上に伸ばす。目線は右斜め上に。右の脇腹から脇の下にかけての伸びを意識しながら深くゆっくりと5呼吸程度呼吸を続ける
4)息を吸いながら上体を起こして右腕を真上に伸ばし、吐きながら右手をおろして2)の姿勢に戻る
5)息を吸いながら上半身を正面に戻しながら両腕を頭上に伸ばし、吐きながら左側へ胴体をねじり、反対側も同様に行う(右手を左膝に、左手を後ろにつく)
伸びている部分にしっかりと意識を向けながら、吸う息と吐く息の長さを揃えてゆっくり丁寧に呼吸をすると、ストレッチの効果がアップします。
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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