【疲労回復のカギは股関節と背骨】翌朝の目覚めが変わる!寝る前の簡単ヨガストレッチ
「ぐっすり寝たはずなのに、朝起きると体が重い…」そんな経験はありませんか?40代50代、年齢を重ねるごとに体の回復力は少しずつ落ち、疲れを翌日まで引きずりやすくなるもの。そんな時におすすめなのが、ヨガの半分のカエルのポーズ(ハーフフロッグ)をベースにした寝る前ストレッチ。股関節や背骨の緊張をやさしくゆるめて、体の内側から回復力を高めましょう!
なぜ休んでも疲れがとれないの?
休んでいるのに疲れが抜けないのは、単なる体力不足だけが原因ではありません。日頃の生活習慣や日中の過ごし方が大きく関わっており、以下のような要因が考えられます。
・運動不足や長時間の座り姿勢、同じ動作の繰り返しで股関節や腰まわりが硬くなり、巡りが悪くなっている
・姿勢の乱れ(猫背や巻き肩)で背中が丸まり、胸が縮んで常に呼吸が浅い
・自律神経のバランスが乱れ、脳も体も休息モードに入りにくくなっている
特に股関節と背骨まわりは全身の巡りを左右する要の部分。ここが硬くなると、渋滞した道路のように血流やリンパの流れが滞り、疲労物質が体内にたまってしまうのです。
疲労回復のカギは股関節と背骨の解放
蓄積された疲労をそのままにすると、睡眠の質にも影響が及びます。疲れを翌日に持ち越さないために大切なのは、以下の2つのステップです。
・股関節をゆるめる → 下半身の血流やリンパの流れをスムーズにして、体の重だるさを軽減
・背骨まわりを解放する → 呼吸を深め、自律神経のバランスを整える
つまり、寝る前に、股関節や背骨をほぐすストレッチを取り入れることで、休息モードへの切り替えがスムーズに!特に、ベッドの上で行うと、関節への負担も少なく、リラックス効果はさらに高まります。
寝たままでOK!股関節と背骨をゆるめる疲労回復ヨガストレッチ
股関節の柔軟性に自信のない人でも安心。ベッドの上で寝ころんだまま、心地よい呼吸を味わいながら行いましょう。
〈やり方〉
1)両手を枕にしてうつ伏せになり、楽な幅に足を開いて脱力する。
2)左膝を90度に曲げて横に出し、股関節をやさしく開いて5〜6呼吸キープ。(半分のカエルのポーズ)
3)脚の形はそのまま、肩の下に肘をついて上体を少し起こす。お腹から胸を広げ、背骨をゆるく反らす。
4)左から半分体を起こし、右腕を前に伸ばして横向きで寝る。左手を頭上に伸ばし、体側〜脇腹を開いて5~6呼吸キープ。
5)脚を入れ替え、反対側も同様に行う。
「股関節をゆるめる・背骨を解放する・呼吸を深める」この3つの効果を同時に叶えるストレッチです。 1日の終わりにほんの数分でOK!体の奥からじんわりほぐれて、翌朝の目覚めが軽やかになりますよ。
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