寝ても疲れが取れないのはふくらはぎのSOSサイン?難しいストレッチ不要のふくらはぎほぐし

 寝ても疲れが取れないのはふくらはぎのSOSサイン?難しいストレッチ不要のふくらはぎほぐし
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mai
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2025-04-24

「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」「夕方になると脚がだるい…」。そんな疲労感の原因、実はふくらはぎの筋肉の硬さが原因かもしれません。そこで今回は難しいテクニック不要!誰でも簡単にできる侍従を使ったふくらはぎほぐしの方法をご紹介します。体がの疲れがなかなか取れないと感じている方は、ぜひやってみてください。

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ふくらはぎが硬くなる原因とは

仕事や家事で慌ただしく一日が終わった夜。脚がむくんでいたり、ダル重かったりすることはありませんか?その疲労感はもしかするとふくらはぎの筋肉が凝っているからかもしれません。では、そもそもなぜふくらはぎは硬くなるのでしょうか。日常のちょっとした習慣や体の使い方のクセが筋肉の柔軟性を奪ってしまっているかもしれません。

長時間の立ち仕事・座りっぱなしの姿勢

デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続けていると、ふくらはぎの筋肉を動かす機会が減り、血液やリンパの流れが滞ってしまい、筋肉が硬くなります。

運動不足・筋力低下

運動不足になるとふくらはぎの筋肉量が減少し、筋肉が縮んだまま硬くなってしまいます。

冷えや血行不良

冷え性の人やエアコンの効いた室内で過ごす時間が長い人は、筋肉が冷えて収縮し硬くなってしまいます。冷えた筋肉は血流が悪くなり、疲労物質の排出もうまくいかなくなるため、疲れが取れにくい体になってしまいます。

歩き方・姿勢のクセ

猫背や反り腰などの姿勢の崩れ、脚を外側や内側に傾けるクセがあると、本来均等に使われるべき筋肉に偏った負荷がかかり、特定の部位が硬くなります。また、ヒールの高い靴をよく履く人は、ふくらはぎに大きな負担が掛かってしまいます。

ストレスや自律神経の乱れ

ストレスがたまると交感神経が優位になり、筋肉は常に緊張状態に。ふくらはぎなどの末端に近い部分は影響を受けやすく、筋肉がゆるまず硬くなりやすい状態になります。さらに、ストレスは睡眠の質を下げるため、疲労回復もしにくくなるという悪循環に。

なぜ、ふくらはぎの硬さが疲れに直結するのか?

ふくらはぎは、全身に血液を巡らせる「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な部位。ここが硬くなると…

● 血流が滞り、疲労物質が排出されにくくなる
● 筋肉が緊張して自律神経が乱れやすく、リラックスしづらくなる

● 睡眠の質が落ちて、夜に疲れが取れない悪循環に

つまりふくらはぎの硬さは疲れやすい体質の原因なのです。

● 朝起きても疲れが残っている
● 階段や坂道で脚がすぐ重くなる
● 睡眠が浅く、寝てもスッキリしない
● 夕方になると脚がパンパン

これらに心当たりがある人は、ふくらはぎの硬さによる疲労回復力の低下が起きている可能性があります。

難しいストレッチ不要のふくらはぎほぐし

疲れをため込まない体になるためには、硬くなったふくらはぎを緩めることが大切です。そこで今回は、今日からすぐできる簡単セルフケアを紹介します。ふくらはぎを緩めることで血流が改善され、疲労回復力が自然と高まります。また、深く息を吐きながら行うことで自律神経が整い、質の良い睡眠をとることができます。

きついストレッチをするよりも、ゆったりと毎日ケアできる方が効果が期待できます。毎日少しずつゆるめて、ふくらはぎから疲れにくい体を作りましょう。

疲労回復のためのふくらはぎほぐし

<やり方>

1)正座になり、両手を前について、お尻を持ち上げる

ふくらはぎ
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2)右足を左のふくらはぎに乗せる

ふくらはぎ2
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3)息を吐きながらお尻を下ろす。この時、適度に体重を掛けながら、ふくらはぎに圧を掛ける

4)息を吸きながら姿勢を戻す

5)右足を少しずつずらしながら、ふくらはぎ全体をほぐす

6)反対も行う

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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ふくらはぎ
ふくらはぎ2
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