ガチガチの背中や腰がスッキリほぐれる！【たった30秒】机を使った簡単ダウンドッグストレッチ

ダウンドッグポーズの効果

今回のストレッチは、体で大きな三角形を作る、ヨガのダウンドッグポーズをベースにしています。ここで、改めてダウンドッグポーズの効果をおさらいしてみましょう。

全身のストレッチ効果

ダウンドッグは全身を使って行うポーズです。肩まわりや背筋、腰まわりといった上半身はもちろん、お尻、太腿、ふくらはぎも同時にストレッチできます。
ダウンドッグを行うことで、全身がほぐれ、柔軟性アップにもつながります。

疲労回復効果

全身のストレッチ効果により、血液やリンパの流れが促進され、全身の巡りがよくなります。疲労物質を排出し、滞りのない体作りに役立ちます。
疲れやだるさをリセットできるので、疲労回復効果が期待できます。

リラックス効果

頭を下げることで脳の血流がよくなり、リラックスを深める効果が期待できます。働きすぎた脳を休め、リフレッシュにも効果的。
脳を休めることで、新たなアイデアが浮かんでくることも…。仕事の効率アップにもつながります。

姿勢や不調の改善

背中や腰はもちろん、腕や脚など、上半身と下半身のバランスが整うので、姿勢改善にも効果的。
デスクワークで、猫背になりがちな人にもおすすめのポーズです。姿勢が整うと呼吸も深まります。巡りがよくなるので、肩こり腰痛などの不調の改善にもつながります。
 

たった30秒で背中・腰をほぐす！机を使ったダウンドックストレッチ

今回のターゲットは体の背面です。背中から腰（脊柱起立筋・広背筋）を伸ばし、緊張を解きます。

更に、お尻や腿裏、ふくらはぎも程よくストレッチできます。机に手をついて行なうので、通常のダウンドッグポーズが苦手な人でも、快適にできるはずですよ。

やり方

１）机の後ろに立ち、姿勢を整える

２）机に手をつき、腕を伸ばし、背中が床と並行になるまで一歩ずつ後ろに足を運ぶ

３）腕、背中、腰を心地よく伸ばして深い呼吸を繰り返し、ゆっくり10秒～15秒程度キープする

４）そのまま軽く膝を曲げ、更にお尻を後ろに引く。背中、腰に加えて、お尻から腿裏までしっかりストレッチする（10秒～15秒）

ポイント

足の幅は腰幅～肩幅程度、楽な幅でOK！土台をしっかり根付かせましょう。首や肩の力を抜き、胸やお腹、太もも前面をできるだけリラックスさせた状態で行うことがポイントです。
今回は机を使った方法でご紹介しましたが、椅子の背もたれや、キッチンのカウンターなどでも同様のストレッチができます。
呼吸と共に気持ちよく体を伸ばしてみましょう！