【背中の硬さをとるストレッチ】伸ばすだけでストレスも痛みも解放!背中のコリが消える方法
仕事にプライベートに、日々忙しく過ごしているみなさん。疲れの蓄積を感じたり、ストレスを抱えやすくなってはいませんか? 背中の硬さをチェックしながらすっきりリフレッシュできる背中ほぐしを紹介していきます。
背中のこんな症状はありませんか?
・背中の左右どちらかにこりを感じる
・張り付いたような違和感がある
・背中に「むずむず」を感じるときがある
背中のこりから分かること
上記のチェックに当てはまる人や、背中のこりを自覚している人は、痛みだけでなくそのほかにも身体や心のサインが現れているかもしれません。
自律神経の乱れ
背中に強張りを感じるということは、筋肉が緊張している時間が長くなっているということ。つまり、頑張る神経である交感神経が優位になっている時間も長いというわけです。また交感神経が優位になっていると内臓の働きも抑制されてしまうため、食欲不振や便秘などの症状にも繋がりやすくなります。自分がリラックスできることを探してみたり、忙しいスケジュールでもお休みの時間をきちんと設けて、意識的に頑張らない時間を過ごしてみましょう。
姿勢が崩れる
スマホやパソコンを使っている時は、両手が前に出ている状態。その姿勢で長時間いると、背中が丸くなり、頭が前に出て、肩と耳の距離も近くなります。そうなると姿勢が崩れ、背中の筋肉への負担も増えています。
背中にある筋肉は背中だけで完結しているわけではありません。僧帽筋(そうぼうきん)は、首の後ろ側から肩周り、背骨に沿い背中の真ん中の方まで伸びていますし、広背筋(こうはいきん)は、二の腕の骨である上腕骨から始まり、腰の平らな仙骨に繋がる胸腰筋膜(きょうようきんまく)に繋がっています。背中にこりがあると、首や肩周り、腰や上半身すべてに影響が出てくる可能性があります。
背中の硬さをとるストレッチ
背中の硬さを実感しながらほぐしていくストレッチをご紹介します。
1、膝立ちまたは立った状態になります。膝立ちの場合は、足のつま先を立てて、足指の付け根で床を捉えましょう。
2、息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら両手を身体の後ろに回し、両手を握り合います。
3、息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら握りこぶしを身体から遠くに離していきましょう。
4、吸いながらもう背筋を伸ばし、吐きながら身体から離したこぶしを今度は上方に少しずつ持ち上げていきます。
5、大きく吸って、次の吐く息と同時にお尻をかかとに下ろし両手も解放していきましょう。
詳しい動画は、こちらからご覧いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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