40歳を過ぎた女性は【開脚のポーズ】に要注意!知っておきたい開脚ポーズのデメリットとは

 40歳を過ぎた女性は【開脚のポーズ】に要注意!知っておきたい開脚ポーズのデメリットとは
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井上敦子
井上敦子
2021-06-01
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180度開脚できる人とそうでない人の差はどこに?

「でも、何歳になっても身体が柔らかい人がいるよね?」「ケガをしない人もいるよね?」と思われるかも知れません。よく柔軟性の指標とされる股関節を例に挙げてみましょう。本来、人間に必要な股関節の可動域は90度くらいだといわれます。『私は股関節が固い』と思っている人でも、90度だったら開く!という声が聞こえてきそうです。関節の可動域は広ければいいというものでもなく、股関節に関しては90度ほど開けば必要な柔軟性を備えているといえるのです。

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関節の可動域は広ければいいというものでもなく、股関節に関しては90度ほど開けば必要な柔軟性を備えているといえるのです。 photo by Adobe Stock

一方で、180度の開脚が出来る人もいます。歳を重ねても柔軟性を保てる人もいます。そういった人たちは特例で、生まれつき可動域が広いか、小さい頃から開脚などの動きを訓練していた人です。成長期の骨は柔らかく、骨と軟骨の境界があいまいです。この成長期の段階で股関節に負荷をかけてきた人(柔軟運動をしてきた人)は、構造上の変化によって一般の人よりも可動域が広くなっています。そしてこの骨や関節の構造は、大人になってから変化することはありません。一般的な可動域を持つ人が無理に股関節を広げようとすると、クッションの役割を果たしている軟骨や靭帯を傷つけてしまうので注意が必要です。

もちろん、じっくりと少しずつ柔軟性を高める練習をしていくことは問題ありません!関節は変化しなくても筋肉などが必要に応じて変化していくので、今より開脚のポーズを深めることも可能です。歳を重ねてからも注意しながらストレッチやヨガなどを行うことで、『自分の身体に必要なだけの柔軟性』は身に付いていきます。

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井上敦子

井上敦子

15年間の会社員生活を経てヨガ講師に転身。不眠症をヨガで克服した経験を持つ。リラックスが苦手だった経験から、ヨガニードラを通じてリラックスの本質を伝えるクラスを展開。週に8本のヨガニードラのレギュラークラスを持つ他、指導者養成講座やコラム執筆等ヨガニードラの普及に努めている。



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