【40代以降のかゆみ】更年期を境に乾燥が気になり始める理由|手足から女性器まで正しい乾燥対策は

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【40代以降のかゆみ】更年期を境に乾燥が気になり始める理由|手足から女性器まで正しい乾燥対策は

性の健康に関するアクティビストでありメノポーズカウンセラーの小林ひろみさんに、40歳からの性生活や更年期をより良いものにするためのアドバイスをいただきます。

更年期や閉経を境に乾燥が気になり始める女性たち

空気が乾燥するシーズン、若いころは気にならなかったけど、更年期や閉経を境に空気の乾燥が気になり出したという方は意外と多いのではないでしょうか。仕事場やうちの中でもふと気が付くと、腕、足、背中、ときには股の周辺をボリボリとかいてしまう。室内は、暖房により更に空気が乾燥し、家事ではお湯を使い、お風呂に入る時は寒いから温度設定は熱め。これでもかとドライ肌になってしまう環境が冬場は揃っているとしみじみ感じます。

オイリースキンだから肌の乾燥に困ることはないと思いこんでいた若いころが夢のようで、40代に入った頃から、まずは腕や足の乾燥が気になりだしました。その数年後には、下着があたるラインが仕事中でも乾燥でかゆくて仕方ない。レースを使った下着は着用できなくなり、すべて肌当たりのよい柔らかな素材のみの下着を選ぶように。ある日、同年代の女性と一緒に仕事をしたときに、彼女の指先がささくれを通り越してパックリ割れているのを見かけ「あ、痛々しい」と言うと、彼女は「最近、この季節はささくれがひどいの」と今にも血が出そうな指先を見つめ嘆いていました。冬場はお湯を使うし、コロナ禍で石鹸手洗いの回数が増加、悪化させる人もいます。別の知人は、タイツやストッキングを脱ぐ時に気になる、乾燥で粉ふき芋状態のスネに困り果てていました。デリケートゾーンや性器も例外なく乾燥します。下着があたって歩く度に擦れる感じがする、かゆい、痛いなど不快感を訴える声をよく耳にします。かゆいときにひと前で自由にかけない場所なだけに困りますよね。

乾燥の原因はエストロゲンの減少

からだの乾燥に悩まされる40代以降の女性たち。なぜ、更年期以降は今までより肌が乾燥するのか。ここで登場するのが、また女性ホルモンであるエストロゲン。エストロゲンは主に卵巣から分泌されるホルモンで、生殖機能の役割に限らず、血管をやわらかく保ったり、動脈硬化を防いだり、骨を強くしたり、悪玉コレステロールを抑え、善玉コレステロールを増やしたり、皮膚、粘膜の弾力や潤いが保ったりと働きが多岐にわたっています。空気が乾燥している季節に加え、更年期以降の年代は、エストロゲンの分泌が減少することで皮膚や粘膜の潤いも連動して低下するので、体質などで個人差がありますが、乾燥を感じる人が出てくるのです。閉経は「卵巣機能の働きが終わりましたよ」というサイン。卵巣からエストロゲンが徐々に分泌されなくなります。エストロゲンの支えで保っていたみずみずしい肌の維持がケアなしでは難しくなるのです。

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