あなたは大丈夫?安楽座でやりがちな間違いあるある
2 反り腰さんあるある
特に女性に多い反り腰さん。姿勢を良くしようとするあまり、背中がそって腰を前傾させ過ぎていませんか?スカーサナでは、背中側は力を入れて真っ直ぐ座るというよりは、お尻から背中、頭頂までを真っ直ぐに伸ばして、その背中側にもたれるようなイメージになります。太ももの付け根とお腹の間にスペースがあるかを確認し、背中側の筋肉を"スカ"な状態にしてあげましょう。
3 プロップを使い方間違いあるある
プロップと呼ばれる専用の補助具を使うと、スカーサナは格段に楽になります。しかし、プロップも正しく使わなければ間違った方向に補助されてしまうことがあります。
①腰のそりすぎ
上記の2と同じくですが、股関節や腰回りが柔軟な人は、プロップを使うことで腰がより反りやすくなってしまうことがあります。プロップの高さを調節したり(心地良ければプロップを外したり)、下腹部を引き入れて背中とお腹のバランスを取っていきましょう。
②プロップの上にドーン
ブランケットやブロックは、"へり"に座ることで、特に骨盤が後傾してしまう人の腰が立ちやすくなります。プロップの上にドーンと座ってしまっては、本来の補助の意味をなしません。お尻の後ろ側半分をプロップに乗せるイメージでプロップに触ってみましょう。
スカーサナあるある、あなたは当てはまるものはありませんでしたか?私もこうなっているかも?!と心配になった方は、鏡を見てチェックしたり、自分のポーズを写真に撮ってみたり、ヨガクラスでインストラクターに確認をお願いしてみましょう。長年やってきたけど実は間違っていた!という気づくことも、良くあります。自分のポーズを過信しすぎず、常に丁寧にチェックを行っていきましょう。
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ライター/伊藤香奈
ヨガビジネスアドバイザー、ヨガインストラクター、ヨガライター、会社員。ハワイで全米ヨガアライアンス200時間を取得後、ヨガマットブランドにて新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成・輩出する。2017年にヨガインストラクターのビジネスサポートを行う「ヨガビジネスアドバイザー」と「ヨガライター」の活動をスタート。ヨガインストラクター向けビジネス講座を毎月開催し、ヨガインストラクターの活躍を裏から支えている。Instagram:@itokana45
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