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10歳の少女がヨガ講師に!? カラニ・ハートちゃんに聞く13の質問

Yoga HAWAII Magazine 2019-10-26

ヨガを教える理由は？

皆さんに幸せと穏やかさを味わってほしいからです。家族や友だちに教えるのは楽しいし、みんなも私とヨガを練習することを喜んでくれています。私の曾祖父母もヨガを練習していて、母は二人から習いました。ヨガを教え始めたのは22歳の時で、私がお腹にいた時も教えていたそうです。その後、母は家族や私の友だちのためにクラスを行うようになりました。私も赤ちゃんの時からヨガを学んでいます。生まれたときから母たちのようにヨガティーチャーになりたかったのかも。

好きなヨガティーチャーは？

マサチューセッツ州のフォールリバー出身のタラ・ウィンターハルター先生です。先生のクラスはエネルギッシュで、とにかく楽しくて、フローも最高で大好きです。特に踊る時間が最高。もちろん母も好きな先生の一人です。母はプレッシャーをかけずに私がベストを尽くせるように励ましてくれます。それに、クラスの間じゅう微笑んでいて、生徒たちを笑わせるのも大好きなんです。遊ぶのが好きで、何でも楽しくしてしまう。私が幼い頃はよくヨガのお話を作ってくれて、一緒にそのお話のためのポーズをして遊んでいました。その頃のヨガゲームやお話を自分のクラスで教えるたびに今でも笑ってしまいます。

自分自身もヨガ的に生きていますか？

私のAloha Ohanaクラスは寄付ベースで行っています。集まったお金はカウアイの動物福祉のために寄付しています。「与える」精神は、まさに私がヨガで教えていることです。ヨガの八支則の一つ、アヒムサとは傷つけないことです。クラスでは平和の大切さを伝え、肉を食べす、動物たちを助けたいと思っています。だから答えは、はい、自分が教えるとおりに生きるようにベストを尽くしています。

自分を笑うことができますか？

もちろん大笑いできます！ふざけるのも大好き。母と私はいつもそうしています。二人で変なダンスをして大笑いしています。友だちと一緒によく父や母たちにいたずらもします。毎週水曜はいたずらの日と決めていて、おなかが痛くなるほどみんなで笑っています。

最初からヨガが好きでしたか？

初めてヨガをした時のことは覚えていません。でも自分がまだ小さくて、よく転んでいたことは覚えています。くやしくて何度も立ち上がりました。あとは母がヨガをしている時によく背中によじ登っていました。すごく楽しかったから！

ヨガを教えようと決めた時のことを覚えていますか？

私が大人にヨガを教えられるか不安に思った時のことは覚えています。その頃私はすでに子どもたちに2、3年教えていたけれど、みんなの前では緊張しないので難しくなかったんです。初めて大人に教えることになった時は少し心配になりました。でも思い直したんです。「やるべきことはわかっている」って。結局、ちゃんと教えることができて、頑張った自分が誇らしかったです。皆さんが喜んでくれたので、私も嬉しかったです。

ヨガと聞いておじけづく人がいるのはなぜでしょう？

難しいポーズにおびえてしまうせいだと思います。チャレンジングなポーズをするヨギたちの写真をたくさん見ると、自分には無理だと思ってしまうのでしょう。でもヨガはすべての人に効果があると知ってほしい。自分のための練習をする人はみんな輝いています。

生徒たちへのアドバイスは？

常に平穏であることが大切です。ヨガのポーズ中だけでなく普段の生活でも。気分がたかぶっていると気づいたら、呼吸をすれば穏やかになれます。つい最近も私たちのバンド「フライング・フェニックス」が全校生の前で演奏する前、私たちはみんな緊張していました。そこでナディショーダナ（虹の呼吸）の呼吸法をみんなに教えたら落ち着いたんです。おかげで楽しみながら演奏することができました。