キッズヨガが子供の習い事におすすめの理由とは
お子さんたちの習い事、何をさせようか悩んでいる保護者の方必見!今、新しい習い事として、キッズヨガが注目されています。
キッズヨガとは何か、なぜキッズヨガなのか?
キッズヨガとは、子供を対象としたヨガ。子供の発育、成長サポートのためにアメリカで開発されたプログラム。ゲームなどレクリエーション的な要素を取り入れて、遊び感覚でヨガのポーズを行う。体の柔軟性だけでなく、集中力も高めることができる。
「ヨガは大人がするもの」と思いがちですが、実は子どもたちに向けて行われる「キッズヨガ」が注目されています。アメリカの学校では、ヨガや瞑想をする時間がプログラムとして取り入れられるほど。日本でも少しずつ注目され始めています。
子供たちが抱える問題
スクールカウンセラーとして働く筆者が、毎週学校でたくさんの子供たちと会う中で気になるのが、呼吸の浅さ、丸まった背中にぎゅっと固まって上がった肩。そしてコントロールができない不安や怒りなどのネガティブな感情。また、集中力の低下、コミュニーケーションがうまくできないことで集団に馴染めない、家でも居場所がなくてくつろげないなど…本来のびのびと過ごせるはずの幼少期に、葛藤している子供たちがたくさん。また、場所が限られてしまって外に出る機会が減ったことやゲームやPCなどインドアな遊びが主流になってきたことにより、スキップができない、しゃがめないなどの運動能力の低下や、肥満にひっかかる子たちも増えています。
キッズヨガがもたらす効果とは
幼少期は、カラダもココロもぐんぐん成長していく時期。そんな大切な時期にキッズヨガ を取り入れると、いろんな効果が望めます。
①肉体面:身体の柔軟性、免疫強化、運動機能の発達、五感の向上など
②精神面:集中力や想像力の向上、自己肯定感の高まり、感情のコントロールが上手になる、主体性が身につくなど
③社会面:コミュニケーションスキルが身につく、他者との関わり方が上手になる、問題解決力の向上など
ぜひ親子で取り入れてみて!
身体の成長はもちろん、心の成長も期待できるのがキッズヨガ の良いところ。形にこだわるのではなく、子どもたちの発想力の自由さ、自分や他人を認められるようになること、チャレンジしていくポジティブさを育てていくことを重視します。幼少期から「自己への気づき」と「セルフケア」を身につけることで、より健やかな身体と心が育っていくことでしょう。今では少しずつ、キッズヨガや、親子ヨガができるスタジオも増えています。家族で共通の趣味を持てるって素敵なことですよね!これを機に、お子さんと一緒にヨガをしてみませんか?
キッズヨガにおすすめのポーズ(シークエンス)
アメリカの非営利組織「Yoga Foster」代表でヨガ指導者のニコール・カルドーザがおすすめする、11のヨガポーズからなるキッズヨガ・シークエンス。子供はもちろん、大人が一緒にやっても良さそう。ぜひトライしてみて。
ライター/南 舞
岩手県出身。多感な思春期時代に、臨床心理学の存在を知り、人の心に丁寧に寄り添っていくカウンセラーの仕事に憧れを抱く。臨床心理学、心理カウンセリングを学ぶために、大学院まで進み、「臨床心理士」資格を取得。現在は教育、企業にてカウンセラーとして活動中。ヨガとは、学生時代にヨガスタジオの受付のアルバイトをしていた時に出会う。ヨガを始めたことで、身体が自由になっていく感覚に楽しさを感じたこと、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。普段のクラスでは、呼吸と身体を繋げ、人と比べず、自分らしくいれるようなヨガの時間を提供できるよう心がけている。
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