子どもが言うことを聞かない?子育てに活かせるヨガ的思考

子どもが言うことを聞かない?子育てに活かせるヨガ的思考
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櫻井麻美
櫻井麻美
2018-10-16

子育て中は悩みが尽きないもの。家は散らかるし、家事もはかどらない…さらに子どもは言うことを聞いてくれない!そんな時、怒りを爆発させる前にヨガ的思考で子どもに向き合ってみませんか?

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なぜ言うことを聞かないのかを考えてみよう

ヨガでは目の前のことをありのままに見ていくことが必要です。親としてのこうしてほしいのにしてくれない!という気持ちはひとまずおいて、客観的になぜ言うことを聞いてくれないのかを考えてみましょう。
「片づけをして」と言ったのにしてくれない場合を考えてみましょう。子どもはまだ遊びたかったのかもしれません。楽しい時間が終わってしまうのが嫌だったり、片づけた後に嫌なことが待っていたら、きっとやりたくないでしょう。
または、片づけるということがまだ自分では難しい場合もあります。何をどこにしまっていいのか、どのような順番でやっていいのかが一人で判断するのが難しいと自分からは取り組めないかもしれません。子どもの状況によってさまざまな理由がそこにはあるでしょう。

理由に合わせて対応してみよう

目の前の出来事をそのまま受け止めてみましょう。起こったことは変えられません。とにかく子どもはこのままでは片づけをしてくれません!(それは困った…)片づけをしてもらうためには片づけをしてくれない理由に合わせて早急に対応する必要がありそうです。
楽しい時間が終わってしまうのが嫌な子どもに対して、どのように対応すればいいでしょうか?もっと楽しいことが次にあると伝えれば、片づけに協力してくれるかもしれません。または片付け自体が楽しいものだと思ってくれたら積極的に取り組んでくれるでしょう。
片づけ方がわからない子どもに対しては、具体的にどうすればいいのかを伝えてあげればスムーズにいくかもしれません。それはここにおいて、次はこれをそこに…などゲーム感覚で一つ一つクリアしていくようにできるといいですね。
これら以外にも、子どもが言うことを聞かないということは理由が必ずあります。その理由を把握し、それに合わせた対策を打つべきです。頭ごなしに怒っても何も解決にはなりません。なぜそうなのかを考えてみると、新しい解決策につながります。
この作業はまさにヨガ的作業です。自分の置かれた状況を客観的に理解し、それを自分で切り拓いていく(マネージメントする)ことです。それはアーサナだけにはとどまりません。このような日常すべてにおいて応用することができるのです。

そもそも自分がどうしたかったのか考えてみよう

子どもに「片づけなさい」と言う時、私が持っていた目的は何かについても考えてみましょう。部屋をきれいにしたいから言ったのか、子どもに片づけの習慣を身につけてほしかったから言ったのか、子どもには自分の言うことを聞いてほしかったから言ったのか、などいろいろな理由がそこにはあります。
単純に部屋をきれいにしたかったから言ったのなら、必ずしも子供にやらせる必要はないかもしれません。断られたら自分が片付ければいいのです。
子どもに片付けの習慣を身につけてほしかったのなら、そうすることでどんないいことがあるのか、なぜそうしたかったのかを相手に伝えたり、一緒にその習慣を身につけられるように手伝うべきでしょう。ただそれに納得するかどうかは相手次第です。そうしてもらえるように最善を尽くすことしか親にはできません。
子どもに自分の言うことを聞いてほしい、という目的は注意して考える必要があります。子どもも小さくてもひとりの人格です。友達に自分の言うことを絶対に聞いてほしいとは思いませんし、聞いてくれなかったからと言って怒鳴ったりはしません。同様に、相手に自分の思うように動いてもらえるかどうかはすべて相手次第です。自分がコントロールできるのは自分だけ、自分以外のものはコントロールすることはできません。相手をコントロールしようとすることは執着を生み出します。カルマヨーガの精神で、ただ最善を尽くし結果を手放してみましょう。執着がなくなり、自分も楽になるはずです。

日々忙しい子育てを楽しく過ごすために、自分が持っているこうしなければいけない、という思い込みを一つ一つ手放してみましょう。親といて教えるべきことはもちろんたくさんありますが、時に必要ないこともやらなければと抱えていることがあります。ヨガの思考でその執着を手放して心地よい毎日を過ごしましょう。

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