ヴィンヤサとは
vinyasa

一般的に認識されるヴィンヤサの意味は、呼吸と動作を合わせて、途切れることなく流れるように ポーズを行うこと、1呼吸1動作のシークエンス(ポーズの組み合わせ)を指す。 太陽礼拝は、最も代表的なヴィンヤサのシークエンスである。

もともとヴィンヤサというサンスクリット語は無く、
vi...行く、うごく、心に抱く、特別な方法
niyasa...置く、植える、配置する
といった意味がある2つの言葉が組み合わさって派生した言葉である。

1930年代、南インドで活躍した「現代ヨーガの父」と呼ばれるヨガ指導者、ティルマライ・クリシュ ナマチャリヤは、マイソール藩の王に要請をうけ、王族を対象にヨガ指導を行った。当時のインドは イギリスの支配下にあり、独立に向けた動きが高まっており、戦いに備え訓練をする必要があった。 こうした時代の要請に応えるべく、従来よりもスピーディーで強度が高いヨガのスタイルを開発し た。呼吸の力を伴った運動と瞑想的内観の要素に焦点を当て、ポーズを連続で行うことで体力アップ し、より身軽に動けるようになることを目指した。これがヴィンヤサスタイルのヨガの始まりであ る。T・クリシュナマチャリヤは、サンスクリット語の学者でもあり、ヨガの古典文献を踏まえた、 総合的なヨガプログラムを構築し、この方式を「ヴィンヤサ・クラマ」と名付けた。

クリシュナマチャリヤの弟子であった、シュリ・K・パタビジョイスは、このスタイルの影響を受 け、「アシュタンガヴィンヤサヨガ」を創設。現在ヴィンヤサスタイルで行うヨガの、最も代表的な 流派である。T・クリシュナマチャリアは、ポーズや動きのパターンだけを教えるのではなく、ヨガを人に合わせ ることが大切であると説いた。そして、人生の流れそのものが「ヴィンヤサ」であるしていた。

そのため、人がヨガに合わせて修練するのではなく、自分の内なるエネルギーを知り、今の自分の状 態に合わせてヨガのポーズを行うことに重きを置いて指導をしていた。

その他の呼び名

ビンヤサ

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