太腿の付け根を揃えよう|「頭を下げてバランスをとるポーズ」を安定させる方法
軸足がぐらついてしまったり、体の中心が定まらなかったり、呼吸が止まったり…。「立位のバランスポーズが苦手」という人も多いはず。ここではバランス力アップの秘訣を紹介。苦手克服のための練習法を教えます!今回は頭を下げるポーズ「パールシュヴォッターナーサナ」をマスターする方法。
頭を下げてバランスをとるポーズは大転子を平行に揃える
頭を下げながらバランスをとるポーズでは、大転子の位置に注目。大転子は太腿の付け根にある出っ張った骨。左右の大転子の位置が平行に揃っていると、おのずと骨盤も真っすぐになり、全身のバランスをとりやすくなります。壁に片方の体側をつけて大転子の平行を確認
このポーズでは、前に出した脚のほうに骨盤が引っ張られ、大転子が斜めになりがち。壁に体側を沿わせてポーズをとることで、骨盤を真っすぐにキープする感覚を養いましょう。前脚の付け根を引き込むと大転子の位置が揃います。
HOW TO
1.壁に右体側をつけるようにして、両脚を大きく開いて立ち、両手を背中で組む。重心は後ろ足にのせる。
2.上体が床と平行になるまで前屈。ポーズが完成したら重心は両足に。5呼吸したら元の姿勢に戻り3セット。反対側も。
POINT:体を倒すにつれ、壁にお尻が強くぶつかると、前脚側の骨盤が前に出ている証拠。
OK:前脚側の骨盤が前に出ていない
NG:前脚側の骨盤が前に出ている
パールシュヴォッターナーサナでバランスをチェック
STEP:01 体を斜めに倒す
□重心は後ろ足にある?
□大転子がずれてない?
STEP:02 手を組み頭を低く下げる
□前膝を引き込みすぎてない?
□重心は後ろ足にある?
STEP:03 前脚に頭を近づける
□拇指球で床を押してる?
□両脚均等に体重がのってる?
完成
教えてくれたのは…HANAE先生
北海道出身。幼少よりクラシックバレエを習う。第1子出産後ヨガに出会い、アシュタンガヨガを始める。2013年より現在の師である公式指導者クランティのマイソールクラスアシスタントに。現在UTLでTT2の指導を担当。
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