【恋愛病】のあなたが幸せになる方法|口癖は“どうせ無理”回避性パーソナリティタイプ
回避性パーソナリティタイプの恋愛傾向とは?
なかなか好きな人ができづらいタイプですが、でも恋愛に落ちないということもないのです。回避性パーソナリティタイプの人は、【だんだんと好きになっていく】のが特徴。不安が強く、自分にも自信がないので「拒絶されるかもしれない」という気持ちが常に付きまといます。また、急激に距離感を縮められることも抵抗を感じやすいので、時間をかけて徐々に親しくなっていくことを求めています。もし自分が回避性パーソナリティタイプだった場合は、少しずつでいいので、【自分をさらけ出していくこと】や【自分の気持ちを相手に伝えるよう心掛ける】ことで相手との距離は縮まりやすくなるでしょう。
回避性パーソナリティタイプとどう向き合う?
好きになった人が回避性パーソナリティタイプということもあるかもしれませんよね。そうなったら、どう向き合っていくと良いのでしょうか?
①さりげなく褒めてみる
あまり褒められてきた経験がない回避性パーソナリティタイプの人は、自分の良いところを認められるとうれしく感じます。ただし、取って付けたように急に褒められるとかえって抵抗してしまうので、少し関係ができてきた頃にしましょう。褒める内容は曖昧なことよりも、具体的にはっきりと伝えてあげるのもポイント。
②少しずつ関係を築いていく
なかなか急激に距離を縮められないタイプの人なので、あまり強引に気持ちを聞きだしたりしない方が良いです。相手のペースに合わせて少しずつ関係を築いていきましょう。また、直接会うことよりも、最初は電話やメールなど間接的なツールを使ってみると、少しハードルが下がるかもしれません。
③相手に任せっきりにしない
このタイプの特徴である、慎重さが災いして、なかなか結婚や子供を持つことに踏み切ろうとしない人も多いです。「いつかは結婚してくれるだろう」「いつかは子供を欲しいって言ってくれるだろう」と思っていたら気づいたら数年…なんてこともあります。もしあなたの中で「待てない。」という思いや、譲れないものがあるとしたら、はっきりと決着をつけることもお互いのためかもしれません。
今回は、回避性パーソナリティタイプについてお伝えしました。自分が回避性パーソナリティタイプだった場合は、他人に頼りすぎず、自己開示を心がけていくことです。逆に相手がこのタイプの場合には、相手のパーソナルスペースを大切にしながらも、自分だけが合わせすぎて疲弊しないようにすることがポイントかもしれませんね。次回は相手に尽くしてしまう【依存性パーソナリティタイプ】についてお話していきたいと思います。
ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。
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