春の心身の不調を改善!アーユルヴェーダの「ドーシャ」とは?

 春の心身の不調を改善!アーユルヴェーダの「ドーシャ」とは?
wari om
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Kapha(カパ)の季節、春に心身のバランスを保つ方法

カパの性質を理解できたらその逆の性質を利用して過度なカパを乗り越える行動に移すことです。例えば、カパの冷たい性質を克服するためには常に体を暖かくすること。カパの湿った性質を克服するためには、明るくドライなところに行きましょう。

カパの重い性質を克服するためには軽くて新鮮で暖かくて消化に良いものを食べ、ターメリックやパプリカ、生姜などのスパイスも積極的に取り入れ、冷たくてヘビーでべとべとしたヨーグルト、チーズ、アイスクリームなどを食べることを控えてみましょう。

カパの体を怠けさせるひどく重だるい性質を克服するためには、いつもよりもっと動いてみるのがおすすめです。普段運動をあまりしていない人は、軽いウォーキングなど優しい運動から始めてみて。リラックスヨガを中心に練習してきた人は、もっと動きのあるビンヤサ系のヨガをしてみるのも良いでしょう。

パクヒキ
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カパの支配的な春は、エネルギーがスランプに陥りやすい時期。だからウォーキングでも、ランニングでも、ダンスでも、ヨガでも、動きがあるものは何でも積極的にチャレンジしてみることがおすすめです。洋服の色もオレンジ、赤やゴールドなど、明るい色を取り入れてポジティブなエネルギーを刺激しましょう。5000年の歴史を持つアーユルヴェーダの知恵を参考にして、カーパの質の理解し今年の春はいつもより心身ともに健康で快適に送ってみましょう。

次回は、春のカパを克服するアーサナを紹介します。

ライター/パク・ヒキ
福岡YOGABREEZEディレクター。NY発ジヴァムクティヨガのアドバンスティーチャー、瞑想指導者、E-RYT500。2008年に師匠のジヴァムクティヨガの創始者、シャロン・ギャノンとデイビッドライフ氏に出会い、ヨガとは「する」ものではなく、ヨガマットの上と外の両方で自分と内面と外面、自分自身と周りとが「調和する生き方を経験する」事だということを学ぶ。現在は。YOGABREEZEを拠点に、国内外のヨガカンファレンスやイベントでヨガ講師として活躍している。 Instagram: heeki park

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